こんにちは、すずらんです。

 

 

 

毒親との葛藤①

毒親との葛藤②

毒親との葛藤③

の続きです。

 

 

熊しっぽ熊からだ熊あたま

 

 

面接が終わって家に帰った後

母から責められる日々が始まりました。

 

「何を考えているんだ」

「女が大学院なんて行ってどうする」

「会社を辞めてまでして

行く意味があるのか?」

「持病はどうするんだ」

 

退勤後、家に帰ると毎日のように

母から反対されました。

 

 

 

でも、私は、こうなることは

最初から分かっていました。

 

書類を提出した後で

本当に良かったと心から思いました。

 

 

 

この時からでした。

少しずつ、自分の感情に正直に

行動するようになったのは。

 

私はずっと、

母のことだけを考えて生きていました。

 

「母はどう思うだろうか?」

「母は何て言うだろうか?」

「母は嫌がるだろうな…」

 

何かを選択する度に

母のことが頭に浮かび

実際の選択も

'母が良いと言いそうなこと'を

選んでいました。

 

 

 

私は、そういう人生に

もううんざりしていました。

 

いつからか

「自分の人生を生きたい」

そう思うようにもなりました。

 

これからは、母が反対しようがしまいが

私がしたいことをしようと決心しました。

 

 

 

そうこうしているうちに

私は大学院の試験に合格し、

本格的に留学の準備を

しなければならない時期になりました。

 

母は、私が留学に行く一ヵ月前まで

私の選択と行動を非難しながら

反対し続けました。

 

 

 

最終的に、母からは

「大学院に行くことを許してやる」

そう言われました。

 

'大学院を卒業したら

必ず日本に戻ってくること。

そして日本に戻ってくるまでに

次の就職先を見つけること'

 

この条件に同意できるなら、

「大学院に行くことを許してやる」

言いました。

 

 

 

正直、私は呆れました。

 

「私の人生・私の選択なのに、

なんで母の許可が必要なわけ?」

 

母の言っていることが

全く理解できませんでした。

 

でも、とにかく母と距離を置くのが

最優先だと思った私は

「分かった」と言い、

日本を飛び立ちました。

 

へ続く・・・)