バランスノート-Image829.jpg3/19
思い立って、Mamaraid Ragのライヴに。
新曲が出たのを知ったのはつい最近のこと。
1月に2年半ぶりのシングルが出て、最近出た今回のシングルは本格再始動?第2弾の
よう。
メンバー脱退後はどうしてたんだろうと気にはしていたのですが、あんまり分からず。
で、ライヴがあるんだ!と知って行ってみました。今回は寺尾紗穂さんとの2マン。
代官山の「晴れた空に豆まいて」というハコ。

ママラグは、フジロックで観たのが最初でいまのところの最後。しかも、間に合わずに最後の1曲しか聞けなかったので、ちゃんと見るのはこれが初めてだ。
今回は有り難いことにバンドスタイルで、1時間ぐらいしっかりやってくれた。

顔も素性もあまり分からなかったんですが、ボーカルさんは、半田健人のような、時代錯誤的な雰囲気を醸し出す、今どきっぽくないスマートな紳士でした。
そして、やっぱりうっとりしてしまう、色気のある声。
しゃべっている時とほぼ変わらなかったのがびっくりでした。

何を通ったら、こんな作風になるんだろう。
出自の面白さというか、育ち方というか。佇まいが新鮮。
何より、この声の財産はすごい。
声色には人格がでるような気がしてならないけど、好き嫌いは別として、瞬時に聞く人を惹き付けてしまうユニークな声だなぁ、と。

アメリカン・ポップスやルーツ、70~80年代の日本のポップ・ミュージックの系譜を辿る「“良質”なポップミュージック」と形容されるママラグの音。
“古き良き”を“良質”と捉えるなら、今の音楽って何なの?と思ったりなんかして。
時代が時代だからこそなのかもしれないけど。

ただ、リスナーをちょっと背伸びさせるような、チャレンジングな音楽をいつまでも聞かせてくれたらイイナと思った。