待ちに待った、イースタンユース!
チケットを見たら、対バンが書いていない。
もう何度もみているけど、ワンマンでみるのは、これが初めてかもしれない。
「生まれちゃったんだから~」
みたいなことを言っていた。一夜にしてその詳細を忘れてしまった。
その先は荒野でしかない。でもいくしかない。
市谷の釣堀とそこに行くための小さな橋。
堀の緑色のにごった水を見るとなんとなく負な(失礼!)感じがしてくる。
釣堀にいる人は楽しいのかな。キャッキャはしないだろうが。
28のバイト帰りに、音楽を続けるかどうか迷っていたそんなときに、辞めてもなんにも残らね~なと思って、
そのどうしようもない思いを橋から捨てた、とか吉野が言ってたような(違ったらすみません)。
吉野でさえ、音楽をやめようなんて思うんだ、と思ってしまった。
前にインタビューを読んだ時に、バンドをしていることが夢だったから、
もうこれ以上の望むことはない、っていうようなかんじのことを言ってたから。なんか感慨深かった。
「裸足で行かざるを得ない」
この曲ができるきっかけになった吉野の思い出の橋。
今、かなりの頻度で通ってるなぁ(苦笑)。
でも今度あの橋を渡るときに、ちょっと何かが変わるかもしれない。
生まれちゃったから、死ぬまで生きるしかない。
何か残せるような立派な者ではありませんが、何も残らないのはイヤだから、続けていく。
論文の資料探しで歴史的なことを知るこのごろ。
当時の人たちが生きるためにやったことが
いつしか当たり前になっていくようなところがあるんだなぁと思った。
それは、これがやりたいという、希望に満ちたものではなく、
生きていくためにこれしかなかったという、消極的な選択。
そういうことのほうが続く。というか続けるしかない、生きるためにという切実さがある。
不器用な人ほど、そうしてできるものをずっと続けていくしかないのかな。
バランスよくオールマイティに、自分仕事もコミュニケーションもできたらと思うけど、
でも、これしかできないってことだけを、続けてるほうが結果的には素晴らしいし、とても羨ましく思う。
ライブ帰りに、会場に届いた花をもらって帰った。小さくて可愛らしい。
友達と夕飯を食べて。近況を話した。
この間会った友達から、連絡するっていって連絡がこない。
まぁ、しょうがない。
「あいつは冷たいから」ということで、彼女は納得していた。
そのあとで、旅行で感化された北海道に住みたいと、嬉々とした表情を浮かべながら語っていた彼女。
「そうか~」と聞いていた私の寂しさが彼女に分かるんだろうか?
友達に会えなくなる寂しさを、彼女は感じてるのかな。
それに対して「冷たい」なんていえないよな。自分勝手だ。みんな、そうでしょ。
素直に「ステキだね」と言えない自分がいて、帰り路にとても切なくなった。
小さなものを愛でる気持ちに、なんとか救われている。
