「世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です」


自宅のポストに入っていたフリーペーパー。チラッと読んで処分したのだが、会社にいって同僚に「見る?」とそのフリーペーパーを差し出された(苦笑)。


テレビの番組表が主なのだが、最後のページに、仕事に関する格言がいくつかあった。

その中の一つが、この福沢諭吉の言葉。


「一生涯を貫く仕事」ってなんだろう。


終身雇用もあてにならないし、かといって手に職をつけても、需要がなければどうすることもできない。

絵が描ける、歌が歌える、そんな特技も受け手がいなければ生かすことができない。

医療関係も、肉体的・精神的に厳しい現状をして、一生涯自分がもつのかが、心配。

公務員だって、上層部のうやむやのせいで、末端の人たちがなんだかんだ叩かれまくってる。地味なのに。残業もしてるのに。

難しいな。


「一生涯を貫く」ってことってなんだろう。

私は「イコール自分」しか思いつかない。

もし仮にそうだとしたら、「一生涯を貫く仕事」って、自分らしい仕事のやり方、自分にこだわりをもって仕事をするみたいなことなんだろうか?

仕事の内容はその時代の需要にあったものであればいい。

時代に対応できる柔軟な自分の在り方、どんどん新しくなってく時代に際して、その変化を受け止めていける広い心を持つことなのかな?

「仕事」は「仕える事」だもんね。誰かに必要とされる自分になるってことか。でも、それも自分の得意なとこがあってこそだな。得意でも好きじゃなくっちゃ、続かないしな~。

物事を続けていく「好き」っていうこだわりこそ、なんか努力なかんじもする。その努力は、いろんなことを受け止められる器的なものなのかもなぁ。


雑誌がどんどん休刊になってるけど、やっぱり雑誌特有の面白さは健在なわけで。

石田衣良がR25で、雑誌を推奨してたけど。雑誌って、しみじみ、いいなと思う。

フリーペーパー、ウェブマガジンもすごい情報量だと思うが、金払っている分、ちゃんと返してもらえる情報タップリの雑誌の満足度は、やっぱり高い!

可愛いんだけど、「これどこで着るの?」みたいなファッションとか(笑)。

北欧のこの配色センスは何っ?とか。いちいち思う。

雑多なのにちゃんと整理されてるのも、なんか色を楽しむみたいでいいな。

雑誌買うのはやめられない。楽しい~!


音楽も、どんなに背伸びして古典的なものを聴いても、「青いな~」みたいなものにいくつになっても惹かれてしまうわけで。


こだわりが「好き」とイコールなら、一生涯こういうの気持ちを持てる仕事にかかわっていきたいなと思う、このごろ。

たとえこの先、広い心を有したとしても、やっぱり雑誌の文化は死ぬまで続いてればいいなと思う。


前述の福沢諭吉の格言、なぜか実家に貼ってあった。

実家はなぜかカレンダーがいたるところにある。

それがまた「THE 実家!」な感じを増幅させる。

カレンダーって、「大安」「仏滅」~のほかに、なぜか今月の、今日の格言、みたいなものが載ってあったりして。


そういうの見ると、日々大切にしてるみたいで、ちょっとほっこりしたりする。つれづれなる変な着地。