6月30日の光る君へと来週のストーリーが酷すぎる | 鳳山雑記帳アメブロ版

鳳山雑記帳アメブロ版

立花鳳山と申します。ヤフーブログが2019年閉鎖になったのでこちらに引っ越してきました。歴史ネタを中心に好き勝手なことを書いています。宜しくお願いします。

ブログランキング参加しました。『ブログランキング』と『にほんブログ村』の2つです。よろしければクリックお願いします。


歴史ランキング

にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村

いつも応援ありがとうございます。

 

 最近は観たり観なかったりのNHK大河ドラマ『光る君へ』ですが、久しぶりにしっかりと観たらもう見限ろうかと思いました。

 

 主人公のまひろが藤原宣孝(佐々木蔵之介)と結婚したものの、宣孝はどうしようもない浮気者。それはいいんですよ。だいたい親友の娘に手を出そうと思った時点で屑確定なんですから。だからといって昔の男道長(柄本佑)と浮気してよいはずはない。史実でもないしね。

 

 まひろ(紫式部)の娘も父親は道長という設定ですか。呆れ果てますな。やってることが5ch不倫復讐板の伝説の92と一緒ですよ。いかにも不倫好きの堕落した主婦の発想です。というか托卵を画策している時点で最低最悪の知能犯ですけどね。まひろが賢い女という設定はどうなった?やってることは屑女ですよ。

 

 あと、道長も酷い。娘(彰子)を入内させるのに嫌なはずは無かろう。喜び勇んで入内させるだろうに。娘の幸せを考えて嫌がるだ?綺麗事も大概にせいよ(怒)。このドラマでは道長を善人に描いているけど、史実はどうしようもない権力の亡者でど屑ですよ。私は基本的に藤原摂関家の人間は国家に巣食うシロアリだと思っていますから。歴史的にも全く評価していません。

 

 風と雲と虹との将門の殿と純友の殿の大ファンなんで都の貴族どもはどうしても好きになれないんですよ。

 

 武士の世になっても酷い奴は数多く出ましたが、彼らはへまをしたら切腹したり殺されたりします。しかし貴族どもは庶民がどんなに苦しもうと私利私欲に走るだけの屑です。殺されることもめったにない。潔さが無いんですよ。松永久秀も極悪人でしたが最期は美学を感じさせましたからね。公家どもにはそれがない。天下の名器平蜘蛛の茶釜と共に爆死とか公家どもにはできないでしょう。薄汚く命乞いして何としても生き延びようと醜態をさらすだけ。

 

 天皇が定子に夢中で皇子を身ごもったのなら道長家お得意の呪詛で呪い殺すだろうに。何が「呪詛はせん」だ。綺麗事ばかりほざいてるんじゃねーぞ(怒)。そんな本音を安倍晴明に見透かされているからあんな皮肉言われるんだぞ。

 

 私が公家で好きなのは刀伊の入寇を防いだ藤原隆家と柳生一族の陰謀の烏丸少将文麿(あやまろ)、柳生武芸帳の中院権大納言通村だけだよ。文麿と通村はどちらも成田三樹夫が演じていたけどね。確かどちらも柳生十兵衛(千葉真一)に倒されていなかったか?武芸帳の十兵衛は北大路欣也だったかも?ちなみにそれからの武蔵では武蔵が北大路欣也で十兵衛が藤岡弘でしたが(笑)。

 

 烏丸少将くらい強かったら許すんだけどね。服部半蔵と伊賀者7~8人を一人で倒すくらい強いですから。それを倒す十兵衛ってどんだけ強いんだと呆れますが。その十兵衛も最初の対決では文麿に弓で射られて片目失いますけど。

 

 もう今回で観るの止めます。不快になるだけなので。近年、麒麟がくる、鎌倉殿の13人でようやくまともな大河復活かと思っていたら、やはりNHKでしたな。さすがにどうしようもない家康よりははるかにましですが、それでも限界です。あ~日曜日の楽しみが一つ無くなったな(嘆)。