伊勢参宮道(旧東海道)を進みます。
「日永神社」があります。平安時代初期の創建と伝えます。日永の地の産土神として祀られました。
境内に「道標」があります。この道標はもともと」「日永の追分」に建てられていたものです。
正面に「大神宮いせおいわけ」…右側面に「京」…左側面に「山田」…裏に「明暦ニ丙申(ひのえさる)三月吉日 南無阿弥陀仏 専心」とあります。明暦2年といえば1656年、東海道の道標としてはかなり古いものと思われます。
「日永一里塚跡」です。石柱で往時を偲ぶだけです。
名残りの一本松です。奇跡的に一本だけ残っています。往時の道幅は3間(5.5m)で、現在もほぼ同じです。
立派な蔵の向こうには…
「日永郷土資料館」がありますが、開いていません。
㊟「ビール党」さんのご指摘によれば、2020年頃には更地になっているそうです。
「日永の追分」に、到着です。
「東海道」と「伊勢街道」を分けるところです。
「伊勢神宮遥拝所」です。
廣重描く隷書版「東海道五十三次 四日市…日永村追分参宮道」です。
伊勢参宮道、桑名~日永追分間は、旧東海道歩きのリメイクで載せています。ご容赦ください。
2018/09/11