小田原城址公園をめぐります。

 

 

 

 

 

小田原城天守閣を西側から見上げたところです。

 

 

 

 

「大日一尊種子板碑」…正面に金剛界大日如来をあらわす種子(バン)が刻まれ、下部には結衆により供養が毎月15日に行われた旨の願文があります。

 

 

 

「滑り落ちた本丸石垣」…大正12年(1923)発生の関東大震災は、小田原も甚大な被害を受けました。小田原城の多くの石垣も崩壊しました。このあたりの本丸の石垣は、偶然にも積み上げられていたままの姿で滑り落ちたため、江戸時代の石垣の姿を良く残しています。

 

 

 

 

 

「小田原城小峯曲輪北堀」…このあたり戦国時代後北条氏によって造成されたところです。石垣を用いない土塁と空堀だけの戦国時代の城の形態を留めています。堀幅は21m、深さは現状で5m程です。

 

 

 

 

「報徳二宮神社」…二宮尊徳を祀る神社です。明治27年(1894)二宮尊徳の教えを慕う伊勢・三河・遠江・駿河・甲斐・相模の6ヶ国の報徳社の総意により、生地である小田原の城址内に創建。「報徳」とは「過去現在諸々の思想に感謝してその思いに報いる」という考えです。

 

 

 

 

「二宮尊徳」は、江戸時代後期この地小田原に生まれた経世家、農政家、思想家です。経世済民を目指して報徳思想を唱え、農村復興政策を指導した。一般に二宮金次郎と呼ばれています。

 

 

 

 

境内にお馴染みの薪を背負いながら本を読んで歩く姿の「二宮金次郎像」が建立されています。昭和3年昭和天皇即位御大礼記念として建立された、3代目慶寺丹長制作のブロンズ像です。その後全国の小学校などに向けて約1千体制作されましたが、戦時中すべて供出され、残っているのはこの像だけとか。

 

「負薪読書図」…大学の書を懐にして途中歩みながら是を誦し、少しも怠らず。

「経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である」

 

 

 

 

朝9時45分に小田原駅西口を歩きだし、城山~総構え~小田原城と歩き回りましたら、お昼をかなり過ぎていました。そこでたまたま目に入ったのがこのお店です。

 

 

 

 

 

このお店の目玉商品なのでしょうか、商品名も「田毎」…おろし大根にすりごまたっぷり。

 

いやー、本当に美味しい蕎麦でした。わたしも結構各地で蕎麦を食べ歩いているのですが、そんな中でもトップクラスの味でした。

 

 

                     2024/05/15