犬山城下町(稲置街道)を進みます。

 

 

 

本町通りから右に曲がると寺内通り。

 

個人住宅のようですが、犬山市都市景観賞(1998)を受賞した邸宅です。

 

 

 

寺内町(じないちょう)は、寺院を集めた地域です。城下町の東はずれの出口付近に寺院を集めて建てられた地域で、町名もそれに由来します。寺院が城防衛上の要所と位置付けられていたようです。

 

 

真宗大谷派のお寺「浄誓寺」。草創は美濃の左京太夫源頼重です。蓮如の弟子となり、乗阿と号した。美濃池田で心光坊を建立、天文年間(1532~55)に犬山木之下に移っています。元和5年(1619)寺号を乗誓寺と改め、江戸中期この地に移っています。

 

 

 

 

本堂は国登録有形文化財になっています。

 

 

 

 

向かい側に真宗大谷派のお寺「圓明寺」があります。文明16年(1484)浄光坊を草創。後に現在地に移し、元和2年(1616)圓明寺と改称。

 

山門・本堂・鐘楼・庫裏は国登録有形文化財となっています。

 

 

 

 

 

境内の枝垂れ桜は犬山の人気スポットですが、すでに葉桜となっていました。

 

 

 

隣に建つのが真宗大谷派のお寺「西蓮寺」です。明応2年(1493)蓮如上人の法弟土岐佐京進源頼茂によって開創。当初は鵜沼の西にあったが、後に現在地に移っています。

 

 

 

 

 

本堂は宝暦10年(1760)に建てられたものです。山門・本堂・庫裏とも国登録有形文化財となっています。

 

 

 

本町通りに戻ります。

 

 

                        2024/04/06