「上街道」を進みます。

 

 

 

ポツンと石仏が…左せんじの 右なごや…とあります。

 

 

 

 

国道41号線をくぐります。

 

 

 

 

県道は地道のような道になります。

 

 

 

 

ゆるく右に…善師野に向かいます。

 

 

 

 

白百天龍王神…を祀りますが、どんな信仰なのか…

 

 

 

 

清水交差点に「護應山清水寺」の案内板がありました。ここから250mとありましたので寄って見ようと進んだのですが、いけどもいけども…

 

 

↑看板に「贈 宮川潤一」とあります。この方はこのお寺が実家で、色々な経緯をへて令和3年(2021)ソフトバンク代表取締役社長に就任。2023年電気通信事業者協会会長に就任。

 

 

 

村のはずれにそのお寺はありました。1㎞は歩いた感じです。

 

 

 

 

寺伝によれば、延暦24年(805)坂上田村麻呂の開基と伝えます。坂上田村麻呂は東北蝦夷討伐に向かう途次濃尾の境に至ったが、降雨大雷雨に行く手を阻まれ、宜空律師祈念により晴れて軍馬が進むことができたという。

 

尾州清水寺は、京都音羽山清水寺に次いで建立され、北法相宗の国家鎮護の寺として七堂伽藍が建ち並ぶ古刹でしたが、以降衰退します。文明3年(1471)臨済宗妙心寺派のお寺として再興されるも廃壊。寛永20年(1643)に再建され現在に至ります。

 

本尊に十一面観音(HPより。案内板には釈迦木像とある…文責小嶋 毅)を祀ります。

 

 

 

 

 

「観音堂」には、坂上田村麻呂が寄贈した聖徳太子作と伝わる「馬頭観音」を安置(案内板より)します。

 

京都清水寺本尊と同木で作られたものという。

 

 

後年築かれたという「坂上田村麻呂塚」があります。「尾州清水開基田村将軍」と刻まれています。

 

 

 

 

 

 

 

寄り道をし過ぎました。先を急ぎます。道標がありました。

 

左 なごや 右 いぬ山…とあります。

 

 

 

 

名鉄広見線を踏み切ります。

 

 

 

ここから先が「善師野宿」ですが、宿場だった面影はありません。

 

 

 

 

「善師野宿」については次の機会に触れるとして…

 

 

 

 

名鉄善師野駅に向かいます。

 

 

 

 

名鉄広見線は下図のような路線です。

 

 

 

今回の「上街道」歩きはここまで。この日の歩数は、29,018歩、21.4㎞(私のスマホ)でした。

 

 

                       2024/02/16