東海道歩きは、府中散策です。
「静岡市役所・本館」を訪ねます。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上4階建ドーム付。昭和6年(1931)建築。設計者中村與資平。
静岡でガス事業が開始されたのは明治43年のことです。市内6ヶ所にガス灯が点され、文明開化を告げる灯として市民に親しまれました。
このガス灯は、静岡市政施行100周年と市庁舎改修工事落成を祝して、平成元年9月静岡ガスから寄贈されたものです。
象牙色のタイルを基調にテラコッタ(複雑な模様のある大型の陶板)を多用した外壁とモザイクタイル貼りのスペイン風ドームを持った塔が印象的であり、開放性と明るさのある景観をつくり出しているとして、静岡市景観重要建造物となっています。またポーチからホールにかけての部分や望楼部文などに特に優れたデザイン上の工夫が見られ、国登録有形文化財となっています。
ポーチからホールにかけて大理石の階段を上がり・・・
さらにもう一度階段を上がって一階となります。
一階玄関ホールを入った正面階段踊り場にステンドグラスがはめ込まれています。








