旧東海道袋井宿の東にある出茶屋を過ぎ、次の宿場「掛川宿」を目指します。
袋井~掛川間は二里十丁約8㎞ちょっとですから、掛川観光を含めても余裕でホテルに入れます。
遠州は「鬼瓦」が有名とか。建て替えられた民家の門に、「鬼瓦」がはめ込まれていました。古い家の塀に載ってたものでしょうかね。
新屋の「秋葉山常夜灯」です。火伏の秋葉山信仰は江戸時代盛んになり、各地区に常夜灯が建てられました。石で造られた灯篭型と、木造の屋形の常夜灯があります。ここの常夜灯は、見事な彫刻が施されてもので、東海道を旅する人の好い目印だったことでしょう。
松並木が続きます。主要な街道の両側に並木を植えることは古くからおこなわれていました。徳川の時代になって、二代将軍秀忠が、一里塚と一緒に松並木を整備させました。左側への道は、真言宗の古刹「油山寺」へと至る道で、「油山道」と呼ばれる道でした。
廣重描く『行書版東海道五十三次・袋井』です。遠州は凧が有名です。
「七ツ森神社」です。田圃の中に七つの塚が残ります。その中の一番大きな塚に築かれた神社がこれです。神社には古墳時代この地を治めていたと思われる「久努国造(くどのくにのみやっこ)」が祀られ、周辺に久努・久野・久能・国本の地名を残します。
境内にある巨木「スダジイ(シイ)」です。幹周9.0m、樹高14mです。
2020.06.16









