コロナ騒動で旧街道歩きもままならず、家庭菜園に明け暮れています。茄子も順調に花をつけています。

 

                                                    2020.05.27

 

「親の意見と茄子の花は、千に一つも徒(あだ)はない」って言いますよね。徒(あだ)=無駄のことで、咲いても実を結ばない花のことを徒花といいます。カボチャでもスイカでも雄花は絶対実を結びませんから、ある意味あだ花です。でもその雄花がないと雌花は結実しませんから、良く出来ています。雄花が咲いてから遅れて雌花が咲きます。時期がずれて咲くのは自家受粉を避けるためでしょうかね。受粉には虫たちが活躍です。

 

さて、ナスビですがほとんどの花が実をつけます(花の中に雄しべと雌しべが同居)。そんなことから子供に親の意見の重要さを諭すための言葉となったと思われます。

 

もっとも、「老いては子に従え」って言いますから、 老親の意見は徒(あだ)かもしれませんね。