北杜市韮崎・台ヶ原宿から、下諏訪を目指します。この国道20号沿線は、八ヶ岳山麓とか霧ヶ峰山麓とか見どころいっぱいですが、週間天気予報が雨模様で回復が見込めず、いずれの日にか再訪とし、「諏訪大社上社(前宮と本宮)を訪ねます。

 

 

 

 諏訪大社は、諏訪湖の南(上諏訪)に鎮座する上社(前宮と本宮)と、諏訪湖の北側(下諏訪)に鎮座する下社(春宮と秋宮)の4つからなる神社の総称です。その成り立ちは複雑で、いろいろ記述を読んでも、私にはなかなか理解できません。平安時代~江戸時代を通じ、上社では諏訪氏、下社では金刺氏が大祝を務めています。古代の延喜式神名帳には、最高位の名神大社とされています。

 

 長野県茅野市宮川に鎮座する諏訪大社上宮の前宮です。

 

 

 

 

 本殿は諏訪大神が最初に居を構えた、諏訪信仰の始まりの地とされます。

 

 

 

 内御玉殿は、諏訪大神の祖霊が宿るといわれる御神宝が安置されていた御殿です。

 

 

 

 長野県諏訪市中州宮山に鎮座する諏訪大社上宮・本宮です。この日も暮れようとしています。

 

 東参道の鳥居です。

 

 

 

 四脚門は重要文化財です。徳川家康の寄進により、慶長3年(1608)造営されたものです。

 

 

 

 参拝所です。灯りが入りました。

 

 

 

 社殿(重要文化財)は、中央に拝殿、その奥に幣殿、左右に片拝殿を持つ諏訪造りと呼ばれる独特の様式です。本殿はなく神体山を拝するという神社様式です。

 

 

                                                  2011.春