大垣城下を歩きます。
 
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 幕末大垣藩の名家老小原鉄心については、昨日記事にしました。その鉄心が林町に建てた別荘が、無何有荘(むかゆうそう)でした。その別荘には鉄心の好んだ梅などが植えられ、3棟の建て物があったそうです。
 
 鉄心門と呼ばれる門です。鉄心邸の裏門だったそうです。
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 別荘には3棟の建物があったそうですが、その内の一つ大醒榭(たいせいしゃ)という茅葺の建物が、「奥の細道むすびの地記念館」敷地内に移築(今年)されています。
 大醒榭は、和風に中国風意匠を取り入れた建て物で、茶室・湯殿・水屋・厠で構成されています。屋根は茅葺、外側は紅殻塗装です。
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 幕末動乱期、大垣藩家老・小原鉄心は、ここに木戸孝允や高島秋帆、佐久間象山らの志士や学者などを迎え、天下国家を語ったとされています。
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 小池に浮かぶような感じに建てられています。
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                                                           2012.06.01