大垣城下を歩きます。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/22/houzan3/8b/8f/j/o1024076714554502821.jpg?caw=800)
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幕末大垣藩の名家老小原鉄心については、昨日記事にしました。その鉄心が林町に建てた別荘が、無何有荘(むかゆうそう)でした。その別荘には鉄心の好んだ梅などが植えられ、3棟の建て物があったそうです。
鉄心門と呼ばれる門です。鉄心邸の裏門だったそうです。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/22/houzan3/65/d2/j/o0555041614554502833.jpg?caw=800)
別荘には3棟の建物があったそうですが、その内の一つ大醒榭(たいせいしゃ)という茅葺の建物が、「奥の細道むすびの地記念館」敷地内に移築(今年)されています。
大醒榭は、和風に中国風意匠を取り入れた建て物で、茶室・湯殿・水屋・厠で構成されています。屋根は茅葺、外側は紅殻塗装です。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/22/houzan3/5c/fc/j/o0555041614554502846.jpg?caw=800)
幕末動乱期、大垣藩家老・小原鉄心は、ここに木戸孝允や高島秋帆、佐久間象山らの志士や学者などを迎え、天下国家を語ったとされています。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/22/houzan3/b1/05/j/o0555041614554502856.jpg?caw=800)
小池に浮かぶような感じに建てられています。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/22/houzan3/50/6d/j/o0555041614554502865.jpg?caw=800)
2012.06.01