「くるまや本店」は、長野県木曽郡木曽町福島にある老舗です。代々福島関所を治めた山村代官屋敷に仕え、製粉・精米業を営んでいた水車小屋だったそうです。
現在のお店は、明治43年からあった建物を譲りうけたものだそで、伝統を感じる外観です。
この時は「冷あげ玉蕎麦」を食べました。冷水にさらした蕎麦につゆをかけ、海苔・わさび・ねぎ、そしてあげ玉をのせたもの。サクサクッとした食感と香ばしい味わいが食欲をそそります。
麺の太さ・・2.0~3.0mm未満。そば粉とつなぎの配合割合7割。濃厚で少し甘めのつゆが、太めの麺によく絡み、蕎麦の味を引き立てます。
冬季限定の「すんき蕎麦」もお薦めだそうです。
お店からの一言・・・代々伝わる製法で自家製粉したそば粉を使い、つゆとのバランスを考えた味作りをしています。
2006.09.13