開幕戦は追い抜きもなく、単調でつまらないレースでありましたが、ここオーストラリアでは雨というスパイスもあり、随所で追い抜きが見られるレースとなりました。
スタートでは名物のちょっとした混乱。素晴らしいスタートを切ったシューマッハでしたが、バトンとアロンソの接触に巻き込まれてフロントウィング破損。ピットインを余儀なくされて優勝戦線からあっけなく脱落。アロンソもトップを狙うには極めて厳しい最後尾まで落ちました。
さらに後方では小林のフロントウィングが誰とも接触していない(?)にも関わらず突然脱落。コントロールを失い、数名を巻き込んでクラッシュアウト!リタイア。今シーズンは不運が連続していますね。
SC明けからちょっとあとに路面が乾き始め、バトンがいち早くピットイン。これが功を奏して最終的には2位まで上昇!ピットインのタイミングによって順位はかなりの変動。そんな中、クビカやハミルトン、フェラーリ2台、ウェーバーなどが周回ごとに順位を入れ替える白熱の攻防が続きました。
と、画面はレッドブルのコースアウトシーンが捉えられ、これが何と首位独走のベッテルでした。「最速が最強ではない」というのを改めて思い出させたリタイアでした。原因はどうやらホイールナットの破損でホイールが緩んでコントロールを失ったようです。
これでトップは早めにタイヤ交換を行ったバトン。開幕戦ではハミルトンの陰に隠れたバトンは結局そのままゴールまでもちこたえて勝利をつかみました。
終盤もクビカ、マッサ、最後尾から怒涛の追い上げを見せるアロンソ、ハミルトン、ウェーバーの攻防は続き、ラスト2周でアウトからアロンソをしとめようとしたハミルトンのインをついたウェーバーがハミルトンを道連れ!!
このアクシデントで2位争いに決着がつきました。
復帰2レース目のシューマッハーは結局最後尾に沈み、格下マシンを抜きあぐねて結局10位・1ポイント獲得に終わりました。
今回の追い上げの苦戦にまだリズムを取り戻しきれていないということがあらわになりましたね。
オーストラリアGP 決勝リザルト
1位 #1 バトン(マクラーレン)
2位 #11 クビカ(ルノー)
3位 #7 マッサ(フェラーリ)
4位 #8 アロンソ(フェラーリ)
5位 #4 ロズベルグ(メルセデスGP)
6位 #2 ハミルトン(マクラーレン)
7位 #15 リウッツィ(フォースインディア)
8位 #9 バリチェロ(ウィリアムズ)
9位 #6 ウェーバー(レッドブル)
10位 #3 シューマッハー(メルセデスGP)
11位 #17 アルグエルスアリ(トロロッソ)
12位 #22 デ・ラ・ロサ(ザウバー)
13位 #19 コバライネン(ロータス)
14位 #20 チャンドック(HRTF1)