お灸をしよう! 324回目
おはようございます(‐^▽^‐)
ほうしゅんどうの西山です(。-人-。)イツモカンシャ
朝から久しぶりの快晴であります(≧▽≦)
ということは、
本日七夕は天の川が拝めるか
というところでありますが、
午後からゲリラ豪雨という予報もあり、
やはり梅雨時期の最中、
なかなかそう易々とはいかぬようであります(^^ゞ
という中、
昨日の休診日は、
来週の法事前と早盆も合わせて、
前乗りでお墓の掃除をしてきました(。-人-。)
昨日は今日と違い、
強い日差しもなく、
気温も丁度良い感じといった
絶好の掃除日和でありましたが、
植えてあります金木犀の木が、
思いのほか伸びておりまして、
上の方を
高枝切ばさみにて
調子よくバチバチ切っておりましたら、
切り終えた後にペットボトルを
握る手がプルプルと震えて
おりました(;・`ω・´)
やはり、
慣れぬことはし過ぎぬことで
ありますねσ(^_^;)
ではでは、
今日もお灸を据えていきましょう
今回据えるツボは
「三焦兪(さんしょうゆ)」
であります(^-^)/
今回も引き続き
背骨の脇に少し移ったライン上の
ツボの紹介となっております(°∀°)b
また
こちらのツボは、
以前2010年4月1日に紹介した
ところでもあります(・ω・)b
三・・・数の名。二に一を加えた数。みっつ。みつ。み。みたび。
三回という度数。数や回数の多いことを表す約数。三番めという序数。
事物が三あることを表す語。あることがらの省略表現。天・地・人の三才。
君・父・師。三皇。三星(=心星)。三倍する。再三。何度も。みたび。
焦・・・こげる。こぐ。こがす。火で物の表面が茶色や黒色になるまで焼く。
やけどする。心配する。こがす。あせっているさま。こがれる。
乾燥したさま。かわく。こげくさい。焦げ茶色であるさま。
内臓の名。六腑の一つ。古代、周が初めて封建された国。今の河南省
陝(せん)県の南にあった。
三焦・・・六腑の一つ。具体的な臓器名ではなく、消化や吸収・排泄
の機能をつかさどる部位をいう。
兪・・・しかり。そうだ。その通り。はい(答える声。応答する言葉)
いっそう。さらに。いよいよ。病気がよくなる。いえる。いやす。
人体のツボ。とくに、背中のツボ。
(漢辞海より)
※兪穴(別名:背部兪穴)・・・兪穴とは、臓腑の気が注ぐところで、
すべて陽の部(背腰部)の足の太陽膀胱経上にある。
(新版経絡経穴概論より)
ここで言います三焦とは、
まずは概念として二つあり、
一つは気と津液の通路として、
もう一つは体を上焦・中焦・下焦と分けて
とらえるというというものがあります(・ω・)b
①気と津液の通路として
組織・器官以外の間隙すべてが三焦。
「名あって形なし」
【生理作用】
気の通路となり、諸気を主宰し、気化や気機に関与する。
津液の通路となり、その流通と排泄に関与する。
②上焦・中焦・下焦に分けてとらえる
上焦・・・横隔膜から上。心と肺が属する。
生理物質を全身に送ることにより、
組織・器官を滋養・温煦する。
「上焦は霧の如し」
※温煦・・・人体の組織・器官を温める作用。
中焦・・・横隔膜から臍まで。脾と胃が属する。
飲食物を消化・吸収し生理物質を化生する。
「中焦は漚(おう)の如し」
※化生・・・形を変えて生まれること。
※漚・・・ものを水に長くつける。ひたす。
下焦・・・臍から下。肝・腎・小腸・大腸・膀胱が属する。
飲食物及び人体に存在する水分の清濁を分別して
不要なものは体外へと排泄する。
「下焦は瀆(とく)の如し」
※瀆・・・小さな水路。みぞ。
(参考:新版東洋医学概論)
今回の三焦という存在は、
具体的なものを指す
というものではないため、
目に見えるものだけで考えますと、
なかなか説明つき辛い臓腑でありますφ(.. )
また、
こちらのツボは、
三焦の背部兪穴となっており、
名称は
そこからの由来となっておりますφ(.. )
効能としましては、
腹痛を伴う下痢、消化不良、食欲なくやせ細る、
背中腰の張り、体が疲れて火照る、元気が出ない、
目まい頭痛、お腹の張り、急な発熱の頭痛、
吐き気がない嘔吐などに良いとされております(・ω・)b
では場所の説明に入ります(^-^)/
位置関係としましては、
こんな感じであります(°∀°)b
モデル:トヨハル君
まずは、
背部の左右肋骨を探りながら、
腰の方に下がっていきます
そして、
一番下の肋骨であります
第12肋骨の左右端を
結んだ横線を基準とし、
そこと
背骨の交差するところが、
大体第2腰椎の棘突起
となります(・ω・)b
その棘突起の下の凹みは、
以前紹介しました
というツボとなりますφ(.. )
そこから一つ上がりました凹みが
こちらも以前紹介しました
となりまして、
そこから大体親指一本半くらい
横へ進んだところが
今回のツボとなります(σ・∀・)σ
では場所が決まりましたら
いつものように
お灸を据えてみましょう
レッツお灸
いよいよ暑さも本番となってきましたA=´、`=)ゞ
暑さも増してきますと、
普段通りのことでありましても
思いのほか体力を消耗してしまいます(´_`。)
あれこれ中途半端に終わらすのも
気分が良くないからといって、
あと少しあと少しと
用事ごとを進めておりますと、
熱中症や脱水症状など、
気づかぬうちに症状が進行して
しまったりしてしまいます(x_x;)
これからの時期は、
何をするにも無理せずに
その日出来る範囲で
やり繰りしていくように
していきましょう(・ω・)b
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