お灸をしよう! 322回目
おはようございます(‐^▽^‐)
ほうしゅんどうの西山です(。-人-。)イツモカンシャ
雨降りの朝となりました
ようやく梅雨らしい天気といえば
言えるのでありますが、
毎度のごとく部屋干しの洗濯物が
部屋を占拠している次第でありまして、
しばし乾燥機を併用しながら
やり繰りせねばというところであります(^^ゞ
とはいえ、
これから夏に迎えるにあたり、
恵みの雨となるのでありますから、
しばしの辛抱でありますかね(・ω・)b
ではでは、
今日もお灸を据えていきましょう
今回据えるツボは
「脾兪(ひゆ)」
であります(^-^)/
今回も引き続き
背骨の脇に少し移ったライン上の
ツボの紹介となっております(°∀°)b
脾・・・五臓の一つ。脾臓。胃の左下にある楕円形、赤褐色の
器官で、白血球を造り、老廃した赤血球・白血球をこわす。
もも。ふともも。
兪・・・しかり。そうだ。その通り。はい(答える声。応答する言葉)
いっそう。さらに。いよいよ。病気がよくなる。いえる。いやす。
人体のツボ。とくに、背中のツボ。
(漢辞海より)
※兪穴(別名:背部兪穴)・・・兪穴とは、臓腑の気が注ぐところで、
すべて陽の部(背腰部)の足の太陽膀胱経上にある。
(新版経絡経穴概論より)
ここで言います脾とは、
【生理作用】
運化(うんか)・・・飲食物を水穀の精微に変化させて吸収し、心や肺に
運ぶ作用。(気血生成の源)
統血(とうけつ)・・・気の固摂作用により、血が脈中から漏れ出るのを
防ぐ作用のこと。
【生理特性】
昇清(しょうせい)
①生理物質を上昇させる。
※清・・・水穀の精微
②組織・器官を正常な位置に保つ。
喜燥悪湿(きそうおしつ)
脾は乾燥を好み、水液を嫌う特性。
【関連領域】
五官・・・口(脾胃を連なり、その滋養を受けて生理機能維持)
五華・・・唇(肌肉の範疇。口の一部。光沢や色彩は脾の状態を反映)
五液・・・涎(口腔を潤す)
五体・・・肌肉(脾は気穴の源。肌肉や四肢は気血による滋養を受けている)
五神・・・意(思考・推測・注意力・記憶)
五志・・・思(気機を鬱結させる。失調すると思い悩みやすくなる)
五味・・・甘(補う・調和させる・ゆるめるなどの作用。)
という働きがある。
【脾と自然】
脾は長夏(土用晩夏)の相応する。長夏は植物が変化する時期で
あるとともに、多湿な時期でもある。脾は気血を化生した水液と
密接な関係があり、長夏の気候変化は、脾の生理や特性に相似
しているため、脾の機能に影響を及ぼしやすい。
(参考:新版東洋医学概論)
脾臓の臓器を指すというより、
働きや役割として捉えた
感じであります(・ω・)b
また、
こちらのツボは、
脾の背部兪穴となっており、
名称は
そこからの由来となっておりますφ(.. )
効能としましては、
食欲不振、消化不良、食べても痩せる、糖尿病、黄疸、
肩こり、腹が張り胸背中まで痛む、瘧(おこり)、下痢、
水腫などに良いとされておりますφ(.. )
では場所の説明に入ります(^-^)/
位置関係としましては、
こんな感じであります(°∀°)b
モデル:トヨハル君
まずは、
肩甲骨下角の両端を結び、
背骨と交わった付近に、
第7胸椎の棘突起があります(°∀°)b
因みに、
この下の凹みが、
以前紹介しました
というツボとなりますφ(.. )
その第7胸椎の棘突起より
二つ下がった
第9胸椎の棘突起の下の凹みが、
こちらも以前紹介しました
というツボとなりますφ(.. )
更に一つ下がった
第10胸椎の棘突起下の凹みが、
こちらもまた
以前紹介しました
というツボとなり、
更に一つ下がりました
第11胸椎棘突起下の凹みが
というツボとなりますφ(.. )
その「脊中」より
大体親指一本半くらい
横へ進んだところが
今回のツボとなります(σ・∀・)σ
また、
腰の方から探すとしますと、、
まずは背中側より
左右肋骨を探りながら、
腰の方に下がっていきます
そして、
一番下の肋骨であります
第12肋骨の左右端を
結んだ横線を基準とし、
そこと
背骨の交差するところが、
大体第2腰椎の棘突起
となります(・ω・)b
因みにその下の凹みは、
以前紹介しました
というツボとなりまして、
そこから3つ上がった凹みの
「脊中」より
大体親指一本半くらい
横へ進んだところと
いう取り方もあります(σ・∀・)σ
では場所が決まりましたら
いつものように
お灸を据えてみましょう
レッツお灸
梅雨時は、
冬の時期の常に寒いと違い、
動けばジトッと汗ばみながら(;´Д`A
動かずいますと、
体の芯が冷えるような
感じとなります((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
また、
水分を多く摂取する時期でもありますので、
尚更体を冷やしがちとなって
しまいますヽ(;´ω`)ノ
体が冷えますと、
どうしても体が重怠く感じ、
やる気も損なわれてしまいます(´・ω・`)
ということで、
余り冷たい飲食に偏らず、
温かいものも摂りいれるように
心掛けておきましょう(・ω・)b
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