お灸をしよう! 315回目
おはようございます(‐^▽^‐)
ほうしゅんどうの西山です(。-人-。)イツモカンシャ
雲に覆われた朝となりました
予報では、
午後から雨が降り始めるとの
ことでありますので、
出掛けられる方は、
傘は持っていかれた方が
よいようであります
昨日の休診日は、
家の用事ごとを
済ましておりますうちに、
あっという間に終わった
感じでありました(ノ゚ο゚)ノ
何とか、
予定していたことは
大体できましたので
良かったのでありますが、
少々疲れた一日で
ありましたA=´、`=)ゞ
ではでは、
今日もお灸を据えていきましょう
今回据えるツボは
「肺兪(はいゆ)」
であります(^-^)/
今回も引き続き
背骨の脇に少し移ったライン上の
ツボの紹介となっております(°∀°)b
肺・・・五臓の一つ。肺臓。人や高等動物の呼吸器官。
こころ。内心。
兪・・・しかり。そうだ。その通り。はい(答える声。応答する言葉)
いっそう。さらに。いよいよ。病気がよくなる。いえる。いやす。
人体のツボ。とくに、背中のツボ。
(漢辞海より)
※兪穴(別名:背部兪穴)・・・兪穴とは、臓腑の気が注ぐところで、
すべて陽の部(背腰部)の足の太陽膀胱経上にある。
(新版経絡経穴概論より)
ここで言います肺とは、
【生理作用】
a)宣発・粛降
①宣発(せんぱつ)
宣布(広く生きわたらせる)・発散(外へ発し散らす)を意味する。
気や津液を上へ外へと輪布する機能のこと。
②粛降(しゅくこう)・宣粛(せんしゅく)
清粛(清らかで静かなこと)・下降を意味する。
気や津液を下へ内へ輪布する機能のこと。
③宣発・粛降の協調運動
宣発と粛降が協調して動くことにより、生理物質の推動および
呼気と吸気の平衡を維持する。
b)主気(気を主る)
宣発と粛降が協調して気の化生と気機の調節を行う機能のこと。
①.呼吸を主る。
②一身の気を主る。
【生理特性】
華蓋(かがい)と嬌臓(きょうぞう)
華蓋とは天子の車に車につけた傘のことであり、臓腑の中で
一番上にあることを意味する。
嬌臓とは弱弱しい臓腑を意味し、肺は昨日の失調を起こりやすい
特性があることを表している。
【関連領域】
五官・・・鼻(清気と濁気の出入り口)
五液・・・涕(鼻汁のこと。病態によって症状が異なる)
五体・・・皮毛(皮膚・汗孔・体毛を含む体表の組織)
五神・・・魄(感覚・運動・情志などの本能的な精神活動を主る)
五志・・・憂・悲(気を鬱滞させる。気の消耗を起こす)
五味・・・辛(発散・行気させるなどの作用)
【肺と自然】
肺は、秋に相応する。秋の気候は乾燥して清涼な季節である。
肺は適度に乾燥した環境で正常な機能を発揮するため、
肺は秋の気候変化に影響されやすい。
(参考:新版東洋医学概論)
こちらのツボは、
肺の背部兪穴となっており、
肺の疾患に効果のあるという
意味合いとなっておりますφ(.. )
効能としましては、
呼吸器に関する疾患、労瘵(ろうさい:肺結核)、
癭気(えいき:バセドウ病)、背中や腰の張りや痛み、
息苦しい、胸苦しい、皮膚の痛み痒み、盗汗(寝汗)、
疲労倦怠からくる発熱、ホットフラッシュなどに
良いとされておりますφ(.. )
では場所の説明に入ります(^-^)/
位置関係としましては、
こんな感じであります(°∀°)b
モデル:トヨハル君
右手ならば左肩甲骨、
左手ならば右肩甲骨の方へと
手を回しますと、
肩甲骨の出っ張った骨に
当たりますφ(.. )
そこが肩甲棘と呼ばれる
ところでありまして、
その内端を結んだ線上に
当たる背骨の位置が
おおよそ第3胸椎の棘突起
となりまして、
その骨の下の凹みが、
以前紹介しました
というツボとなります(°∀°)b
そこから大体親指一本半くらい
横へ進んだところが
今回のツボとなります(σ・∀・)σ
また、
右のツボを取るならば左手の、
左のツボを取るならば右手の
親指を首下にあります
ポコッと膨らんだ
第7頸椎の棘突起
に触れますと、
同じ手の中指の先に当たった
ところ付近が大体
今回のツボ付近となります(°∀°)b
では場所が決まりましたら
いつものように
お灸を据えてみましょう
レッツお灸
今の世の中、
目はかなり酷使されておられる方も
多いことと思われます。
酷使しつつも
なかなか目のケアというものは、
余り出来ていないのでは
ないでしょうか。
ということで、
お風呂に入った際、
タオルをお湯で濡らして、
湯船につかっている間
目に当てておくというだけでも
気持ちの良く、
スッキリした感じとなります
イメージとしましては、
床屋さんで蒸しタオルを
顔に当ててもらうような
感じでありましょうか(≧∇≦)
逆に暑いときは、
冷たくしたタオルを
目に当てるのも
良いと思います(°∀°)b
一日頑張ってくれた
目へのご褒美という感じで
ひと手間掛けてあげてください(*^ー^)ノ
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