2019世界柔道選手権大会 向 翔一郎 先輩 | 鳳雛塾blog

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新潟県新潟市の少年柔道チーム鳳雛塾(ほうすうじゅく)の子供達の奮闘記、指導者の思い、練習や試合の様子を綴ります。

2019世界柔道選手権大会
男子90kg級に
鳳雛塾OBの向 翔一郎 が出場しました。



初戦から好調に勝ち上がり
準々決勝では昨年2位のモラレス選手(キューバ)
に延長戦で小内刈一本勝ち
準決勝ではやりにくそうなスエーデンの選手を攻め込み指導3つ与える累積の反則勝ちで決勝進出。




決勝では昨年の11月にグランドスラム大阪で勝っているオランダのファンテエンド選手と対戦。

試合を終始優勢に進めながら残り40秒で痛恨の技有を取られ、その後猛攻をかけて相手に指導が与えられましたが時間切れで銀メダルとなりました。

金メダルにはあと一歩届きませんでしたが
立派な銀メダルとなりました。









柔道界の異端児とか
メディアでは言われています。
彼は異端児なんかじゃありません。

良い言い方をすれば天真爛漫

悪い言い方をすれば空気が読めてない

ただそれだけです。

笑いたいときに笑い
嬉しいときは素直に喜び
悔しいときや悲しいときは
人目もはばからず大泣きする。

小さな頃からずっとそうです。

そんな翔一郎は今でも鳳雛塾にくると
子供達からも保護者からも人気者です。

言ってみれば翔一郎の天真爛漫さは魅力です。

翔一郎は「人たらし」です。




ここからは
自制心を養い、調和の取れる人となる事で
本当に強い柔道家になり
多くの人から応援してもらえる選手になるのではないかと感じています。

世界柔道選手権大会銀メダルとなった事で
大人の柔道家となって、来年の夏 日本武道館の畳の上に立っていることを期待しています。

いや…

期待はしてません。
応援してます。

全力で応援しています。

いつまでも
かわいい教え子の一人です。

別のジャンルで頑張る教え子も同じように
かわいい教え子の一人です。