リオ五輪 見どころ2 | 鳳雛塾blog

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新潟県新潟市の少年柔道チーム鳳雛塾(ほうすうじゅく)の子供達の奮闘記、指導者の思い、練習や試合の様子を綴ります。

初日に行われる48キロ級
日本代表は近藤亜美選手
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近藤亜美(こんどう あみ)
愛知県出身 大石道場ー大成中学ー大成高校ー三井住友海上

高藤選手もそうだが、近藤選手も小学生時代に鳳雛塾の選手と対戦しています。
小学生時代から負けん気の強い柔道をしていた印象があります。

48キロ以下級は
ロンドン五輪優勝のメネゼス
2013世界選手権優勝のムンクバット
2014世界選手権優勝の近藤亜美
2015世界選手権優勝のパレト
の4人の世界チャンピオンが金メダル争いの中心となる。

近藤選手は、思い切りの良い柔道と腹包を中心とした寝技で2014の一気に世界チャンピオンに駆け上ったが、その後ワールドツアーで初戦敗退してみたり安定しない成績が続いた。



強気で気風の良く、タイミングがワンテンポずれる感じで仕掛けられる払腰で他を圧倒した2014の世界選手権。

また選抜体重別決勝で見せた大外刈に、その進化が感じられた。
しかし、天才タイプにありがちな好不調の波があり、序盤の勝ち方が重要になるように感じる。

そう考えると今回の組み合わせは、近藤選手にとって非常に厳しいものになったと言わざる得ない。

初戦が、パワーのあるトルコのロクマンヘキム選手との対戦、2回戦がこれまた候補の一角であるカザフスタンのガルバドラフ選手との対戦となる。

ここを気持ち良い勝ち方で乗り越えることが出来れば近藤選手の金メダルの確率はグーンと上がってくると思われる。

逆に力のある選手との対戦だけに、よもやもあり得る組み合わせ。

上の山には4強の1人で2015の世界チャンピオンであるアルゼンチンのパレト選手が待ち受ける。

反対側には、モンゴルのムンクバット選手と地元ブラジルのメネゼス選手が争う確率が高いが、近藤選手同様にメネゼス選手は初戦のベルギーのファンスニック選手との対戦が上位進出のカギを握ると思われる。

初戦、2回戦を持ち前の強気と思い切りの良い柔道で乗り越えて是非とも金メダルを獲得してほしい!


がんばれニッポン!
がんばれ日本柔道!
がんばれ近藤選手!