プロフェッショナルの育成法を師に習って改めて考えて見た。

  1. 潜在能力の見極め ひとりひとりについて、エンジニア思考かデザイン思考か、瞬発力か持続力か、不確実性に平気か不安か、局所的か越境型か、といったそれぞれの特質とその成長余地を見極める
  2. 一つ上の課題設定 背伸びすればできる、という課題を与え、試行錯誤を重ねて自力で解決することを促す
  3. 組み合わせ 全体の課題について、それぞれの特質や潜在能力がうまく噛み合って、お互いが引き立て合えるようにチームを構成する
  4. ヒント 都度都度話し合って、落とし穴に嵌っていれば抜け道の、見込みの高いアプローチであれば展開の、さり気ないヒントを示す
  5. 導きの一言 一年ごとだろうか、その人の飛躍に繋がる謎掛けのような一言を伝える。例えば、君の考える真理とは? とか、一人で百点をとれるの? とか。
  6. さり気ないケア 常日頃、雑談や食事などでコミュニケーションを深め、様子を見る。悩みや苦しみがあるなら、一緒になって分かち合う。仕事を離れても
そう容易いものではないが、シニア世代が後に残すものはやはり次を担う人たちだけに、この方法を試みてみたい。そして恩送りにしたい。