今日は朝からずっと頭痛がしていた。せっかくなので話題の新薬、レイボーを試してみた。

 服用して数時間、あまり変化がない。日照が強くなるにつれ、また頭痛がひどくなってきた。半日以上経ったので、もう一錠を服用した。それでもあまり変化がない。まあ閃輝暗点とか起きなかっただけよかったが。

 少し横になって、たっぷり栄養を摂ってから、痛みが消えていった。休息と栄養補給の方が、投薬よりも効果があるようでレイボーは期待に応えてくれていなかった。

 レルパックスは効くのに、レイボーは効かない。そうすると、自分の場合、血管を過度に拡張するCGRPの分泌を抑制するのはセロトニン5HT1D受容体で、セロトニン5HT1F受容体ではないのかもしれない。あるいは単に血管収縮が効果があったのかもしれない。

 偏頭痛の機序を、セロトニン受容体に関する遺伝子多型が左右しているという可能性がある。頭の痛い問題である。