コーポラティブハウスにお住まいで、コロナでもっぱら在宅ワークの方に近況を伺った。とても助かった、という話で

  • 10戸ほどの規模で、同じような年頃のお子さんが5人ほど。お互いに玄関を開けておくと、一日中、子どもたち同士で各戸を二周ほどしながら遊んで過ごしている。年長のお子さんが面倒を見てくれる。子どもたちも毎日楽しそうだし、親御さんたちも、子どもにかかり切りにならずに済む。
  • 仕事をしていて気分を変えようと、テラスに席を設けて作業したりできる、そうしていると、通りがかったお隣さんたちと話しも出来て気分も晴れる。
  • 一方、勤務先のスタッフとオンライン会議をしていると、ずっと一人で煮詰まって精神的にやばい、と言う。雑談していて、「お隣さんからこんな話を聞いたよ」と言うと、先方は「お隣さんって何?」という反応である。マンション暮らしで近所の人と話すこともないそうだ。
  • テラスや通路の植栽も育ってきて、小鳥やチョウなども頻繁にやってくる。朝、鳥の声で目が覚めて、緑豊かで風が気持ちのいいところで仕事するのは気持ちがいい。そういえば、上のお宅では、テラスのところにカモがやってきてヒナを孵していた。

 コーポラティブハウスを媒介に、生き生きとしたコミュニティやコモンが育まれていることに感銘を受けたし、自分たちのやっていることが間違ってはいないと嬉しかった。