반짝이는 박수 소리
耳の聞こえない父母の日常を、娘の目線からつつましく切り取ったこの作品は、2015年に韓国国内でロードショー公開され、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015「アジア千波万波」部門で特別賞を受賞するなど、多くの観客にあたたかい感動とともに迎えられました。
監督のイギル・ボラは、韓国国立芸術大学でドキュメンタリーをまなんだ27歳の才媛で、本作が劇場公開デビュー作。繊細な語り口で自身の家族を見つめる視線はやわらかく、聴覚障碍者の日常をこれまでにない親密な距離でつむいでゆきます。この映画は、大人になった娘が、両親から受け取ったたくさんのものへ、まるでプレゼントを返すように撮られたドキュメンタリーです。
●バリアフリー字幕とは?
多くの方にとって最も身近な字幕とは、海外で制作された映画や映像作品についている翻訳字幕でしょう。「バリアフリー字幕」は、聴こえない人や聴こえにくい人でもその映像作品を楽しんで頂けるように、セリフ表記だけでなく、音楽や環境音の説明、またその言葉を発した人の名前を出す話者表記も必要になります。バリアフリー字幕については、その存在は知っていても実際にバリアフリー字幕で映像作品を観たことがある方はまだまだ少ないのではないでしょうか。『きらめく拍手の音』の日本公開では、バリアフリー字幕を基準の字幕とすることで、聴こえる人では普段気が付かない、聴こえない又は聞こえにくい世界について、気づきのきっかけになってもらえたらと願っています。(※参考作品『さとにきたらええやん』)
https://motion-gallery.net/projects/kirameku_hakusyuより
名古屋シネテークでの上映は決まっていますね。