こんにちは!K社員です。 

 

 

今回は、シェアリング体験第2弾です。

 

 

第1弾はこちら

傘もシェアリングする時代(アイカサ)

 

 

当社の本社は、自然豊かな生田川沿いにあります。

三宮中心部から東に離れたところにあり、周辺にはあまり店がありません。

三宮駅まで徒歩で10分程度かかります。

 

当社では、物件調査などのために神戸市役所に行くことがあります。

現在、神戸市役所は建替え中(2029年完成予定)で、各窓口が周辺のオフィスビルに移転されており、調査項目によってはオフィスビルをはしごしなければなりません。

 

それらが入るオフィスビルは三宮駅の南側に点在しており、三宮駅から徒歩10分程度かかります。

 

 

このように本社から各窓口が入るオフィスビルまで、徒歩で片道20分程度かかり、往復にすると結構な時間をロスします。

 

 

 

そこで、今回紹介するのは「電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリング「LUUP」です!

 

 

各所にあるポート(駐輪ステーション)から出発し、他のポートへ移動してそのまま返却できる乗り捨てシステムで、目的地に到着して用事を済ます間も課金されることはありません。

 

 

 

まずは「LUUP」アプリをインストールします。

指示に沿って名前連絡先などを入力。

決済は今のところクレジットカードのみなので、クレジットカードを登録。

 

次に運転免許証を登録(電動アシスト自転車の利用だけなら不要)。

※道路交通法改正の為、今年の7月からは運転免許は不要になるようです。

 

最後に、交通ルールなど、12問のテスト(○×)があります。

これに全問正解しないと次へ進めません。

とはいえ常識問題なので運転免許を持っている人なら余裕でしょう。

もし間違えたとしても何度もチャレンジできますし、出てくる問題は同じです。

 

 

さて、これでいつでも利用できるわけですが、

「新生活応援!朝ループ!」というキャンペーンにより、朝6~10時までなら何度でも60分間無料とのこと(4月末まで)。

 

 

会社から市役所へ行くときに利用しようと思っていましたが、キャンペーンがあるならと、明日の出勤時に三宮駅近くにある設置ポートから会社最寄のポートへ移動してみることにしました。

 

 

さて、翌朝。

 

駅前のポートを探します。

ポートに機体があるところだけ表示されています。

 

ポートを選ぶと、このように現地設置場所の写真と、バッテリーの残量が表示されます。

 

 

次に返却ポートですが、同じ場所か別の場所かを選びます。

会社前のポートへ乗り捨てするので、そちらのポートを返却場所に指定します。

 

 

いますぐ乗るか、事前予約することも可能です。

 

通常予約は10分前までみたいですが、今はキャンペーン中なので30分前までOK。

 

 

出発ポートに到着。

 

 

機体についているQRコードを読み込む。

右ハンドルにはアクセルレバーがついています。

 

いくつか確認事項や注意事項が表示され、ロックが外れる時には音が鳴ります。

 

 

さて、出発。

ヘルメットは努力義務なので必須ではありません。

 

 

 

・・・と、アクセルレバーを押したがキックボードは動かない。。

 

 

使用方法を確認する。

 

なるほど、初速をつけないと動かないのか・・。

よく見たらハンドルのところにもちゃんと表示がある。。 

 

私は説明書を読まず(面倒くさいから)、とりあえず感覚で使おうとするタイプなのです。

 

 

 

最初はアクセルの強弱の感覚が分からず、ちょっとバランスを崩したりもしましたが、すぐに慣れました。

 

 

ちょっと見にくいけど、速度も表示される。

アクセルをフルにしても15㎞/h以上は出ない。

自転車と同じくらいのスピードかな。

 

 

一時停車すればロックを掛けることができるので、ちょっとした寄り道も可能。

 

 

 

まだ珍しいのか、走行中すにれ違う人たちから視線を浴びるが、「すまし顔」でやり過ごす。

 

 

目的地のポートに到着。

距離が短いこともあって、実際に乗っていたのは1~2分ほど。

 

 

機体を枠内にいれて、返却を開始。

 

 

 

返却した状況を撮影して送信。

 

 

これで、返却完了。

本来なら155円のところ、キャンペーンで無料に。

アプリから領収書も発行できるので、もし仕事の経費にする場合は手間がかからないかも。

 

 

 

一旦出勤してから同じ電動キックボードを利用し、今度は市役所へ行く。

 

市役所での用事を終えて、帰りは電動アシスト自転車に乗ってみることにした。

 

 

こちらが電動アシスト自転車。

機体のQRコードを読み取ると音が鳴ってロックが外れる。

使い方は同じですが、注意事項は先ほどのキックボードの時と少し違います。

 

 

キックボードと同様、スマホを固定する器具がついています。

小さいですがカゴもついてます。

 

電動アシストのスイッチ等はなく、ペダルを漕げば自動で補助してくれる。

神戸市ならではの海側から山側へと移動するときには助かる機能だ。

 

 

返却時はポート枠に停めて、通常の自転車と同じく後輪のロックをかけ、写真を撮影して返却完了。

 

いつもより半分くらいの時間で、市役所の用事を終えることができた。

そして行きも帰りも10時前に利用開始したので料金は無料。

 

 

 

この無料キャンペーンはお得。

無料の間は通勤に利用しようと思っています(もうあと数日しかないけど)。

 

 

もし、私が住む街にLUUPのような乗り捨てシェアサービスが普及すれば、有料でも利用すると思います。

でもそれは利用して便利さを実感したからであって、使わなければ見向きもしなかったでしょう。

 

 

どんなサービスでもそうだけど、サービス提供スタート時は登録者や利用者を増やすために赤字覚悟でキャンペーンを実施します。

PayPayなどの電子マネーが良い例ですね(その節はありがとうございました)。

 

でも普及しだしたら収益化していくので、特典が弱くなったり、なくなったり、はたまた料金が上がったり。

 

 神戸市でのLUUPの提供開始は2023年3月29日からでまだ1ヶ月。

こういったサービスは開発されてから早い段階で使ってキャンペーンなどの恩恵を受けながら試してみることをお勧めします。



収益化されメリットを感じなくなれば使わなければいいし、便利だと思えばそのまま使い続ければ良いですし。

 

賃貸管理業においても、こういったサービスが提供できなかなぁと考える機会を与えてくれた、電動キックボードのシェアリングでした。