いよいよ明日をイブに控え、息子の挙動不審は高まるばかりである。

 

来ないだろう、と思いつつ、いや、ひょっとしてという甘い期待と

友達に言われた「サンタ=おかんやで!」の言葉を受け入れられず、

 

「いや、そんなはずはない」

「でももしお母さんだったら」

「去年のプレゼントはケチなお母さんではありえない」

「家中隠していないか探したけど、無かったし。」

「でもどうやって家の中に持ち込むことが出来た??」

 

と一巡し、

「お母さんなら、ここでご機嫌をとっておかねばなるまい。」という

思考と、信じたくないという心の葛藤が丸見えである。(笑)

 

私の子供時代は、クリスマスなんてまだまだメジャーじゃなくて、

それこそケーキを食べる日だ、という認識でしかなかった。

プレゼントも無かったし、逆にそういう風習があると知って

姉たちと肩たたき券を作って夜中こっそり両親の枕元に置きに行ったものだ。

 

間違って解釈していたとは言え、感謝を伝える日だという考え方が

その頃はまだあったような気がする。

 

ところが、今はケーキさえ省いてプレゼントは何か?という物欲主義一点の

イベントに成り下がってしまった。

これは、今までの我が家の来し方が悪いのだけれど、やはり周囲に踊らされて

いる部分も大きくて、世の中の平和を祈ったり、今こうしてある日常に感謝する

ということがどこにも見当たらないのは寂しいし、貧しいことだと思う。

 

サンタを信じる気持ちは大事にしてあげたいのだけれど、そろそろ本来の意味を

伝えても良い頃なのかしら?と思う母サンタである。

 

M社員