先日叔母から高級プリンを頂いたので、いそいそと御礼の電話を自宅にかけた。

しかしコールが鳴るのになかなか出ない。

あら、食事中かしら?

そう思いながらしばらく待つと、

「ふゎ~い」と何やら男性のもごもごした声で応答が。

 

しまった、やはり食事中だったか。

同居の従兄弟も小さい子供がいるので、食事中はなかなか手が離せなかったのだろう、申し訳ないと思い、

 

「ごめんねー。私。○○。ごはん中やった?」

「いンや、もう食べた。モゴモゴ。○○←聞き取れない。

モゴモゴ・・・ 風呂ももう入った。モゴモゴ。」

「そりゃ早すぎるやろ(笑)!」

「もう寝よったんや、何やー?」

 

「いやあ、おばちゃんに頂き物したから御礼の電話やねんけど、

おばちゃんいる?」

「そんな話は聞いてへんけどなあー。」

 

この辺になるとだいぶモゴモゴが取れて、クリアに聞こえてきた。

最初から何やらもごもご聞き取りにくかったのだ。

「そんなん、いちいち言うはずないやん。」

「そうかぁ~?そないな事あるかいなあ?」

「ええから!っていうか、むっちゃおじちゃんの喋り方に似てきたなあ。

そっくりやん!」

「え?わしか?」

「わしって((笑)!!播州弁めっちゃうまなってるやん!」

「ほうか?わし、前からこんなんやで」

「ほうかって、あっはっは、、、、ええっ、、、、???」

 

そう、ここまでお読みになられた方はすでに察していらっしゃるだろうが

従兄弟と思って喋っていたのは従兄弟ではなく、叔父だったのだ。

 

本来かけるべき叔母の家の叔父は他界しているので、ようは別の親戚の家に

間違えて電話したのである。

ナルホド。どうりでもごもごしていた訳だ。

 

就寝しようとして(または既にしていて)入れ歯をはずしてたから、モゴモゴ

してて、途中から入れ歯を入れたから急にクリアになったのだ。

なんてこった、寝るの早すぎるやろ、とか言っちゃった、、、、。

 

慌てて間違えて電話した事を伝え、平謝りに謝り、最近の体調などの

世間話をして終話。

その後本来かけるはずの叔母の家に電話をかけ、今度はちゃんと従兄弟が

出たので事情説明し、しばらく二人でヒイヒイ笑い転げた。

 

冷静になって考えると、確かに声質は似ているけど喋り方が全く違う二人

なのである。

それを間違えるとは、「思い込み」とは恐ろしいものである。

そりゃ「オレオレ詐欺」も成立するはずである。

 

心配になった私は念のため母にも電話し、詐欺には気をつけよ~と言うと

こっぴどく叱られた。お前が言うな、と。そりゃそうだ。

 

その延長上で、

「荷物は届いていますか?」という宅配業者を装った電話

頻繁に入る事、

その際誕生日や在宅日時などの個人情報を聞き取りしてくる

事を聞き、

 

「それも詐欺だから、絶対答えちゃだめよ。配達は名前と住所だけで

個人情報いらないし、そもそもそれが分かっているから配達引き受けてる

訳だし。」

と再度念押しした。

 

思い込みや勘違いをしたことない人はいないだろう。

それと同じで絶対に詐欺にひっかからない人はいないものだと思う。

 

今から春にかけて、引越し・卒業・入学・入社と人生の変わり目のイベントが

多い時期に入る。

それに伴って、金銭に関するやり取りも増えてくる時期でもあるので

こんな私が言う事ではないとは思うが、あらためて皆さま、

 

詐欺には気を付けてください。

 

M社員