図面が無い時のパターン | 株式会社ハウスピース・フィールドのブログ

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暫く図面復元業務をやっていると、図面が無い物件にもいくつかのパターンがある事に気づきます。

 

そこで、ざっくりとですが図面が無い時のパターンを挙げてみます。

 

1 確認申請図、竣工図を含めて図面が全くない。

2 平面図や立面図等が部分的には残っているが、確認申請図一式や竣工図一式は無い。

3 確認申請図や竣工図のコピーは残っているものの、不鮮明で分かりずらい。

4 確認申請図は残っているが、竣工図は無い。

5 竣工図はあるが確認申請図は無い。

 

1は依頼の中でもよくあるパターンです。

 

2もよくあるパターンです。図面が部分的には残っているが、大部分が無い場合です。

 

残っている図面も、現況建物と整合しているか調べて、違っていれば作図が望ましいです。

 

足りない図面と同時に行うのが良いでしょう。

 

3は、確認申請図や竣工図はほぼ残っているが、不鮮明なコピー図であり、資料としては使えない場合が多いです。

 

4は、古い物件だと確認申請図が現況と違う場合もあり、その場合は作図が望ましいです。

 

5については、竣工図一式があっても確認申請図が無い場合、構造計算書も無い場合があるので、注意が必要です。

 

それではまた次回に続きます。