日本は、本当に色々なものに恵まれています。
小さな国で資源も少ないようですが、そんなことはありません。
世界でも有数な山林国であり,四方を海に囲まれ、排他的経済水域で見ますと何と世界で6番目の大きな国なのです。
そして、なにより水の資源に恵まれた国です。
多くの日本人は、水に感謝する事を忘れています、私も例外ではありません。
水道の蛇口をひねればどこでも衛生的な水が公園の便所でさえ出てきます。
東京の水は世界でも味においては引けを取らないそうです。そして、水道の水がそのまま口にできる国は、そうそうありません。
しかしながら、その水でさえペットボトルで輸入しています。そして、うちの事務所でも水は高いお金をだして購入しています。
その「水」がいま危機に瀕しています。
私どものそばには大きな川がいくつもあり、毎日とうとうと流れる水を見ればそんなことはないだろうと思います。
それは「水源」です。
水は当たり前ですが、高いところから低い所へ流れます。荒川や隅田川でさえ水源をたどっていけば「山」に突き当たります。
その「山」が危機的な状況です。
山という有数の資源を持つ我々は、何代も前から手を入れてこられた民有林をはじめ、国が管理する国有林とに分けられます。
いずれも山は材木を売るという手段により、生計を立てています。
その生計がなりたたないそうです、戦後植林された杉やヒノキが価格の暴落により林業が成り立たなくなってきています。
1980年以来30年間材木の価格が下がり続けているそうです。
なんと、30年前1立法あたり22000円だった材木の価格が現在では2500円!だそうです。
価格破壊という生易しいものではありません。生業ではなくなってしまってきているのです。
もはや、林業家という商売も、関連する材木業も成り立たなくなってきています。
大事に山を守り、木を守ってきてくれた人たちが悲鳴を上げています。
山を守る人たちが悲鳴を上げれば、木も悲鳴を上げます。
どうやら花粉症の原因はここにもありそうです。
それが、なぜ水と関係するのか?
「水と材木の価格」そして「少子高齢化」がポイントです。
続きはまた次回。