いよいよ、エコポイント制度の話も本格的になり、お客様との商談のなかでも話題になる事が多くなってきました。
省エネ建材等級制度が、経済産業省が所管する省エネラベリング制度のひとつとして2008年より導入されました。
省エネ建材等級制度とは、住宅の窓ガラスおよびサッシの断熱性能について、4等級に分けて表示を行う制度です。
熱貫流率値2.33W/m2Kを最高値とした星付けが行われます。
同制度パブリックコメントには、熱貫流率値2.33W/m2Kでは甘いとの指摘も提出されています。熱貫流率については数値を付記することが望ましいとされているのですが、強制されてはいません。
また、施工が我々のような零細業界であることなどから全ての窓に対し窓としての性能表示やトップランナー制度を義務付けることは見送られ、任意の制度となっています。
いわゆるサッシと呼ばれる製品を製作しているメーカーは、大手5社で住生活グループのトステム、新日軽、三協立山アルミ、YKK、不二サッシです。
アルミサッシは、アルミ自体が木材の1000倍以上も熱を伝える為、高断熱にはなりません。
なぜか、熱に弱いはずの稀少鉱物である「アルミ」を使用することが開口部では当たり前になってしまいました。
最近では熱を伝え難いスペーサーを要した断熱サッシもあるのですが、アルミでできているためすべてをクリアするためには大変かもしれません。
木製やプラスチック製のサッシも輸入製品では多く見受けられます。国産にも良い木製サッシメーカーがあるのですが、希少価値からか価格は安いとはいえ無いのが実情です。
窓は、住宅を構成する部材の中でも、価格の張る部材に入ります。
価格を調整する場合に、基礎や構造材のように削ってはならない部材にもかかわらず、その性能差より装飾性にとらわれることが多いようです。
一番、肝心な断熱性や気密性能、日射遮蔽や開閉性能などを重要視しなければなりません。
いまさらながら、省エネに開口部の改修を助成金を用いてまでも行うことには閉口しますが、少しでも開口部への興味を世論が持ってくれることにより、高性能な製品がより価格が下がり、求めやすくなってくれればと思うのです。