いまや「第三の革命」と呼ばれたIT革命も当たり前の技術となりました。
しかし、電車にたまに乗れば、いかに昔ながらの文庫本や新書を読んでいる人の多い事かと驚かされます。
IT時代なら、もっと電子書籍が増えると思っていましたが、社員の世代それぞれの人に聞いても「あんまり見ないですねぇ。めが疲れますでしょ。」との事。
私も本を読むのは好きですが、電子書籍の便宜性は認めても昔ながらの文庫本の良さを超えるものはありません。
そもそも「文庫」と呼ばれる書物の形は、500年前にルネッサンス時代のベネチアで生まれました。
ドイツ人のグーテンベルグが印刷技術を発明しました。
日本人の本好きは、今に始まった事ではなく、昔から様々な形で本や書物を読みふけっていました。
ヨーロッパでは、ルネサンス運動の発祥の地でもあるイタリアで企業化する事から始まりました。
中世時代では、書物とは修道僧たちの苦労の結果である筆写本だったそうです。
人間の手でひとつづつ書き写していくわけであるので、部数も限られて価格も高くなってきてしまうのは、仕方が無い事でした。
日本人の文好きは、かな文化にも現れるように身分を問わず、上から下までそれぞれの人々に愛されて来ました。
江戸時代には、旅好きの人向けに、旅行案内のようなものも各所に見受けられたそうです。
これから、気候もよくなり、ようやく「読書の秋」と言われる時期になりつつあります。
やはり、本は血となり肉と成るものと私は思っています。
これからも、どんな形であれ本を読んでいこうと思います。