なんだか、日本の環境が普通じゃなくなっているようです。
先日の埼玉や千葉の竜巻(9月3日 気象庁発表)にはびっくりしました。
少なくとも67人の方が重軽傷を負い、560件もの建物が損壊し、そのなかで15棟が全壊したそうです。
車は横転するは、停電はするわで皆さん大変な思いをされたそうです。
この原因になったのは、2日の関東平野は地表部分と上空の温度差が40度もあり、大気の状態が非常に不安定になったのが原因だそうです。
特に、其の当時埼玉県を境界に温度差が激しく、暖気と冷気が越谷付近ですさまじい勢いでぶつかったため竜巻が発生した模様です。
竜巻が発生しやすい「スーパーセル」という巨大な積乱雲が、原因とも言われています。
もともと、こういう竜巻は平野で起こりうるものだそうです。
山を控えた栃木県などは、上昇気流が発生しやすい環境のため、多くの雷が発生し、ひどい状態の時には竜巻も出来るそうです。
しかし、ここまでの竜巻は50年に一度あるかないかの竜巻らしいのですが、ここのところピッチが早目っているようです。
私たちが基準としている【建築基準法】では風圧力については、第20条の構造耐力に基づき施工例87条が該当します。
東京では、風速34メートルまで耐えうるように設計するように定められています。
しかし、先日の竜巻は風速60メートル以上にもなり、「想定外」の風圧という事になってしまいます。
自然現象であるからには、地震も含めて仕方がない部分も否めません。
しかし、国民の生命と財産を守ると明文化されている以上、私たちは、建物の中に居て命をとられるようになってはいけないのです。
いままでに経験したことの無いような雨や風、地震などにも経験則ばかりではなく対応をどこまでしていくのか、真剣に考えなくてはいけません。
竜巻の被害を少なくするのであれば、今の建築方法にも問題があります。
それは、窓です。
多くの窓には、雨戸やシャッターは防犯のために付けられています、しかし、暴風雨に対応するのは、ガラスを守るシャッターや雨戸なのです。
経済原則との戦いでもありますが、コストと安全はきってもきれないものです、しかし、私たちプロを名乗るのであれば、お客様に対してのアドバイスのひとつとして「備え」の部分でも必要な情報として与えるべきです。
色々と大変な時代になってきました。