みなさん、こんにちは。

広島萌星館(ほうせいかん)学園、所長の松岡です音譜

昨日のこととはなってしまいまいたが、先週金曜日に春休みが明けた、わたしたちの学園。

春休みあけ、2週目を迎えています。

完全個別の生徒は火~土でグループの人とは別の時間に登校していますが、

少人数グループ授業で通っている生徒たちで週2回コースの人は、水曜日と金曜日に通ってきています。

今年度4月の少人数グループ授業は生徒4人でスタートりんご


生徒たちは春休みあけの久々の水曜日の時間割をこなしていました。

グループ授業、といっても、発言を強要されたりすることはないので安心してくださいね。

1時間目は高校卒業資格をとるための勉強で、基本的にみんな進み具合がちがうので、、各自自分の進み具合に応じてプリントに取り組む感じです。


2時間目は、自分でこころと行動などのつながりを理解して、調子が悪くなりそうな自分に早めに気付く→早い段階で対処して、調子がイマイチ・・・ぐらいでくいとめて浮上する!というやり方を学びます。


たとえば・・・、


学校にいこうとすると「ああ、やっぱりいけないかも。近所の人に、あの子はへんって思われてるにちがいない!!こんなんじゃ外出できない!」という考えが浮かんできてしまう・・・。

「嫌な感じ」になる。

「嫌な感じ」になると・・・、

家の玄関でたちどまる。

その場に座る。

お腹がいたい、気分が悪くなる。

休む。

でられない。

うしろめたい気がして午後も外出できなくなる。


こんな自分の動きをはっきりつかめるようになるので、

「へんって思われてる」という考えが浮かび始めた時点で、

「あ!いつもの悪循環パターンのはじまりが!」と気付けるようになります。


そうすると・・・、

いろんな方向に考えてみます。

「いつもの自分のパターンだな」もいろんな考えの1つ。

「ちょっと深呼吸してみるか?」っていうのも考えの1つ。

「ひとまず友達に、なんかちょうしわるー!ってメールしてみるか?」っていうのも考えの1つ。

早いうちに気づけばいろいろ考えやすいものです。

そして、

いつも悪循環から、いきなり良循環・・・とまではいかなくても、まあいつもよりマシな感じで過ごせるぐらいにはそのうちになっていくものです。


少しマシな感じになると、そこから少しずつ一歩一歩、やすみやすみ、自分が望んでいる状態に近づけていけますよ。


実は(?)、これは、世界的な心理学研究でも注目されている方法なんですよ。

学園では「グループ認知行動療法」という授業の名前で、この春は生徒4人と先生(カウンセラー)と一緒に取り組んでいます。


各自紙にかいたり、発表してもいいよ、と許可してくれた人の書いたものを発表させてもらったり。


今年も、みんながどんなふうに成長していくかな?と私たち職員も楽しみです。

元気がないといも、もちろん、元気なふりなんてする必要ない、そんな学園です。


明日は・・・、増田先生か比良(ひら)先生がブログを書く番です。


のぞいてみてくださいねにひひ



広島萌星館(ほうせいかん)学園

所長 松岡伸子(臨床心理士)


PCのHP→ http://www.matsuoka-c.jp

携帯のHP→ http://www.houseikan.com

カウンセリングオフィスのブログ→http://ameblo.jp/matsuoka-c/


730-0052 広島市中区千田町3-11-29-2F

tel/fax 082-241-2262