戸建て投資コンサルティングマスターのきんたです！
今はやりのリースバック！大手不動産会社がこぞってバンバンCMを流していますが・・・
バンバンCMを流すのは何故？かというと当然ながら儲かるからであります！リースバックは断然資金力がある大手不動産の専売特許みたいなものです
しかし儲かるからにはリースバックには裏があります。残念ながら・・・
リースバックとはまとまった資金取得のために、持ち家を売却後、その家に賃料を支払いながらそのまま住み続けること！
しかしこのリースバックって、人によってメリットデメリットがるのも事実です。例えばこんな話があります・・・
ある50代男性が悩んでいました。悩み事とは母親が長年1人で住んでいる実家があるんですが、ガンが再発し投薬治療のため毎月20万円ほどの治療費がかかる・・・
その治療費を兄弟で出し合っているんですが、毎月20万もの支援はなかなか厳しい！なのでリースバックして家に住み続けながらまとまった治療費を捻出したい！
とのことです。果たしてリースバックしていいものかどうか・・・？
結論を言うとリースバックしてもいいし、やめたほうがいい！というのが僕の見解です！
どういうことかというと、結局のところ気持ちを取るか？お金を取るか？がカギとなってきます！
気持ちの部分で言えば例えば、母親がその家にどうしても住み続けたい！家族の思い出が詰まった家から離れたくない！というならリースバックは最適です
その家に住み続けながらガンの治療するためのお金を取得して治療を続けることができる！母親にとっては願ったりかなったりです
しかしお金の面で言うと絶対にやめたほうがいい！何故か？それはもう決まっています！
安く買い叩かれる！言い値の家賃を払わされる可能性があるから！
リースバックって聞こえはいいすけど、不動産会社の立場から言い方を変えるとすると・・・
「思いの詰まった家に住ませてあげるんだから、そのかわりそれなりの家賃を払ってね！そんでもって安く買わせてもらうよ！」
ってことを公然と言ってるようなものです。それで契約にこぎつける・・・
親の立場では子供のために家を残してあげたい！って気持ちは強いですが、残念ながら子供の立場になるとこんな家いらないよ～！ってパターンが多いんです
なので結構安易な考えでリースバックに応じてしまう方も多いです。余計な家はさっさと買い取ってもらったほうがせいせいするって感じで・・・
不動産会社がリースバックで買い取る家はだいだい高齢者が住んでいるケースが多いので、
お亡くなりになったり老人ホームに入ったりして空家になれば今度はリフォームして高値で売却する！そんで儲かる！
だからリースバック美味しいんです。潤沢な資金力があれば出来るやり方ですね～
賃貸で住んでいる状態より、空家での売却ほうが高く売れますからね、要するにリースバックすることによって今のうちに目当ての不動産に唾を付けておくってワケ
先ほどの相談内容の見解ですが、私的にはリースバックするよりその家を担保にローンを組んだ方がいいかと・・・
その不動産の価値や必要とする金額によりますが、リースバックしての売却と普通での売却とでは数百万円の差があったりするので、不動産担保ローンで資金を得たほうがまだマシかな・・・？
まあ母親のその家に対する思い入れがあったり急ぎで資金が必要ならば致し方ないですが、お金だけの面を見ればリースバックは避けた方がいいかなって思います
同じ不動産業の私がこんなこと言っていいのかな・・？いや！いいんです！ご参考までに。。。
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