【成功するオフィスデザインの秘訣】

ローラ メルシエの世界観とオフィスデザインの融合

ブランドの世界観とオフィスデザインが見事に融合し、新しい価値を創出

 

 

 

今回ご紹介するのは、外資系化粧品ブランド「ローラ メルシエ」のオフィスデザインを手がけたときのお話です。ローラ メルシエは、1996年にフランス人のローラ メルシエによって創設されたブランドで、そのエレガントで洗練された世界観をオフィス空間に反映させるプロジェクトに挑みました。

 

プロジェクトの背景と目標

私たちは、設計競技に参加し、結果的にこのプロジェクトを受注しました。外資系企業らしく、ローラ メルシエのCI(コーポレートアイデンティティ)は非常にしっかりしており、分厚いブランドブックが提供されました。このガイドラインに基づき、インテリアのカラーやデザインを決定することは、ブランドの一貫性を守る上で重要なプロセスでした。

 

オフィス空間の構成

オフィスの空間構成は、エントランスホール、執務室、会議室、休憩スペース、セミナールーム、そして倉庫と多岐にわたります。

 

エントランスホール

エントランスホールは、訪れる人々を迎え入れるために最小限の表現に抑えました。壁面はアルミ板をブランドカラーに染色し、控えめな艶感を演出しています。シンプルでありながらも、ブランドのエレガンスが感じられる空間です。

 

会議室

会議室には、オリジナルのテーブルを製作し、モダンな空間に少しの異質性を加え、求心力のある空間に仕上げました。ガラスの中央部分にはグラデーションのタペシートを貼り、通路から会議室内が緩やかに見えるよう工夫しています。

 

執務室

執務室では、不定形のテーブルをオリジナルで製作し、協業をしながらも周りの人と微妙に視線が交わらないように配置しました。これにより、程よい緊張感の中で仕事ができるよう設計されています。

 

デザイン性とその効果

ローラ メルシエはデザイン性の高い商品を扱うブランドであり、オフィス空間にも同様のデザイン性が求められました。その結果、社員のコミュニケーションやモチベーションが向上する素晴らしい空間が誕生したと感じています。

 

 

 

結論

このプロジェクトを通じて、ブランドの世界観とオフィスデザインが見事に融合し、新しい価値を創出する場となりました。ローラ メルシエのオフィスは、まさにブランドのエレガンスを体現する空間と言えるでしょう。

 

特別なお知らせ

今回、特別に1名様限定でオフィスデザインの相談を受けさせて頂きます。家づくり四皇HPよりお気軽にお問合せください。「お問い合わせフォーム」に「2024年07月18日 コラム限定相談」と必ずご記載ください。

 

では、また次回。

 

 

                                      天野 善啓

 

 

 

 

 

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