売主としてどんな手続きが必要??について教えます

 

 

 

こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。

私は2月3月とマンションをご売却され注文住宅のご新築に住み替えたお客様のお手伝いが続きました。

ほとんどの方が、このようなケースは初めてだと思います。

 

マンションを売却し、新しい住まいへの住み替えを検討されている皆さま。

どのような手続きが必要なのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか?

 

今回は大きな流れと、住み替えまでの「やるべき7つのポイント」について解説します。

一般的なケースについて書きますので、皆様のご不安の解消に繋がれば嬉しいです。

 

マンションのご売却の契約

諸条件、お引き渡し時期を決めての契約になります。

現況渡し、というケースが多いかと思いますが、現況渡しとは売主が引き渡しまでに室内は空にするということです。

「付帯設備表」に記入いただくもの以外は基本的に全部撤去です(売主負担)。

エアコンと照明、カーテンなどがよく話題になりますが、売主が次の住まいにもっていくのかどうか、不要ならば買主が残すことを希望するのかどうか、契約時にはお話ができているとスムーズです。現状の傷、設備の不具合等は設備表に記載します。どう取り扱うかも契約時までに取り決める事が大事です

 

②ローン残債完済手続き

買主のローン特約等が切れるタイミングで「ローンの残債」がある場合は借入先金融機関に完済手続きのお申込みをすることになります。

そのために必要なことは、「決済日を決める」ということが必要です。

売主、買主の都合を調整し、決済日を決めてしまわないと完済手続きができません。

 

③登記手続きの準備

決済に向けて、登記の準備を売主の立場ですることとなります。

完済のお手続きを終えると銀行から抹消書類代理受領の「委任状」が渡されますのでこちらは登記を担当する司法書士に渡さなければなりません。

あと、大事なのは「印鑑証明書」。こちらは新築前に今お住まいのマンションの住所で取得してください。新居の住所で取得すると余計な費用がかかります。あまり前にとりすぎると期限切れになるので要注意。

他は登記識別情報通知書(権利証)、身分証明書、実印の用意が決済日に必要です。

 

④ライフラインや契約の解約

電気、ガス、水道は引き渡しの前日までに止めてください。駐車場、駐輪場の契約も同様です。駐車場の契約は前もって手続きしないと希望の日に解約ができないことがありますので早めの動きが必要です。

 

⑤引き渡し前の最終確認

引渡し前に空になった段階で、買主か買主側の不動産業者が室内を確認に行きます。

ちゃんと空になっているかどうか、設備表の記載と相違ないかどうか確認し、なにかあれば申し出があります。売主側での確認と対応が必要です。

 

⑥管理組合へ所有者変更手続き

管理組合に提出する「所有者変更手続き書類」は引き渡し当日に売主、買主で記入して提出しますので事前手続きは不要です。

事前に売主のみが管理組合等に提出する書類がいくつかありますので、不動産仲介会社の指示にしたがうか、マンションの管理規約集をみて手続きください

 

⑦重要書類の引き渡し

設備の取扱説明書などたくさんのマンションの重要書類はマンションの部屋に残してきてください。

決済の時にお持ちになるのは売主、買主とも大荷物になり大変です。

カギのみすべて決済日にお持ちいただくことで大丈夫です。ダイヤル式の郵便ポストのカギなどはメモ書きで当日買主に渡してください

 

ざっとこんな感じでしょうか。

契約不適合責任、ってどれくらい負担するの?という質問がよくありますが、一般的にはマンションの場合、雨漏れ、傾き、給排水管の水漏れ、シロアリなど住めなくなるような内容に関して、引き渡し後の期間を決めて負うことになります。3か月が一般的でしょうか。

記入した設備表の内容に関するものは引き渡し後7日間で設定することが多いです

 

上記の内容を事前に把握しておくことで、スムーズに進められるのではないでしょうか。
いざイベントが発生してから知ると、意外と慌ただしくなってしまい対応に時間がかかることも有ります。

ぜひご参考にしていただけますと幸いです。

 

 

今後も私のコラムを通じて一人でも多くの方の不動産(土地探し・不動産購入・住宅ローン等)に関する不安・悩みの解決に繋がる情報をコラムで発信したいと思いますので是非家づくり四皇SNSをフォローください。

 

                                          家づくり四皇 伊藤 英浩

 

 

皆さん、こんにちは。こんな経験されたことはないでしょうか?

 

「女性ひとりで家を建てるのですか?」

そんな言葉を何度も聞いたという女性は意外と多いかもしれません・・・

 

今回は、私のお客様が実際に体験された「対応の不満」についての実話をご紹介します。

 

 

 

実際、女性ひとりで家を建てる際に、営業マンの対応が軽くなったり、説明が省かれたりするケースは少なくありません。

例えば、私が担当した40代の独身女性のお客様も、茨城県で土地を購入し家づくりを進める中で、いくつかの住宅会社の営業マンと話をされたそうですが、納得のいく対応がなかなか得られず、不満を感じていました。

 

その理由は「説明が足りない」「質問に対して軽い返答」「敬語すら使われなくなる」

通常であれば、細かく説明をしてくれるのが当たり前ですが、実際には 説明の一部を省かれたり、深く質問をした際に「そこまで気にしなくても大丈夫ですよ」と軽く返されたりすることが多々あった そうです。


さらに、会話のトーン自体が徐々に軽くなり、 次第に敬語すら使われなくなってきた ということで、「私の家づくりなのに、なぜこんな扱いをされるのか」と不満を抱かれていました。

住宅購入は一生に一度の大きな買い物だからこそ、お客様が疑問に思ったことには、納得できるまで丁寧に説明するのが当たり前だと私は考えています

 

 

「この人なら安心!」と感じてもらえた提案とは?

 

そんな中、私が担当させていただくことになり、お客様にとって納得できる家づくりのサポートができました。

特に、以下の点が他社との違いとして響いたようです。

 

1. 丁寧な説明だけでなく、視覚的にもわかりやすい資料を用意

住宅の設備や仕様は専門用語が多く、口頭での説明だけでは理解しにくいこともあります。
そこで、例えば 太陽光発電やV2H に興味があると事前に分かっていれば、 先に資料を送付 し、打ち合わせ時に再度詳しく説明する形を取りました。
「事前に目を通せるから、スムーズに話が進められる」と、とても喜ばれました。

 

2. プラン提案時には、お客様の好みを最大限に反映

設計やデザインの段階でも、お客様の理想をしっかりと形にすることを重視しました。
具体的には、 外観・内観のパース(3Dイメージ)を作成し、お客様の好きな色やデザインをすべて反映 することで、完成後のイメージがしやすいよう工夫しました。
また、土地やショールームなども 一緒に見に行き、直接意見を伺いながら調整 することで、「思っていたのと違った」というミスマッチを防ぐことができました。

 

3. 予算提案の際も、繊細な注意を払いわかりやすく整理

家づくりにおいて、 「絶対にかかる経費」と「贅沢品」 の線引きがあいまいだと、後々「予算オーバーで困った!」ということになりがちです。
そこで、お客様の優先順位を確認しながら、 必要な費用とオプション扱いの費用を明確に分けて提案しました。
「本当に必要な部分にお金をかけられるから、納得感がある」と、ご満足いただけたポイントでした。

 

 

ひとりでも、理想の家を叶えるために

女性ひとりでの家づくりは、決して珍しいことではありません。
しかし、営業マンの対応次第で、家づくりの満足度は大きく変わります。

大切なのは 「しっかりと話を聞いてくれるか?」「要望にきちんと応えてくれるか?」という視点で、信頼できるパートナーを見つけること。

「女性だから」「ひとりだから」と遠慮する必要はありません。
納得いくまで相談しながら、理想の住まいを一緒に形にしていきましょう。

 

いつもコラムを読んでいただきありがとうございます。

私は、全てのお客様が理想の家づくりが出来るように、これからも情報を発信していきたいと思います。

ぜひ、家づくり四皇SNSをフォローください。

私のコラムの一部分でも一人でも多くの方にお役に立てていたら嬉しいです。

 

                                        家づくり四皇 岡本 博次

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。こんなお悩みはありませんか? 「今の住まいをもっと素敵にしたい」「せっかくリノベーション(リフォーム)するなら、個性を大切にしたい」――そう考える方にとって、デザインの方向性を決めるのは難しいですよね。

デザインの方向性を決めるポイント

 

  • 今あるものを活かしながら、どう変化を加えるか?

  • 周囲と調和しつつも、自分らしさを表現するには?

 

そんなお悩み解決のヒントになる、私が手掛けたある建物のリノベーションの事例をご紹介します。

 

 

「踊るビル」という発想から生まれたデザイン

今回のプロジェクトは、六本木通り沿いにある地上10階の雑居ビル。 華やかな街並みの中で、埋もれることなく存在感を放つデザインが求められました。

そこで、街の「遊び心」を直感的に「ダンス」と捉え、まるで踊るようなファサードデザインを採用しました。しかし、改修には制約がありました。既存の建物の構造や前面道路との距離が限られている中で、どうすれば動きのある印象を作れるか? そこで目の錯覚を利用し、実際よりもダイナミックなデザインへと仕上げることにしました。

 

 

 

 

 

リノベーションの応用ポイント

  • 「スペースが狭い」「構造上、大きな変更ができない」といった制限があっても、視覚的な工夫で印象を大きく変えられる!

 

「設計」×「技術」×「職人の力」で理想をカタチに

このプロジェクトでは、コンピューティングデザインを活用し、3Dモデリングの段階で細かな寸法を割り出しました。 しかし、実際の施工は非常に難易度が高く、職人の技術と経験によってようやく完成に至りました。

住宅リノベーションにも応用できるポイント

  • 「こんなこと、本当にできるの?」と思うアイデアも、技術や工夫次第で実現可能!

  • 照明の配置で天井を高く見せる

  • 壁の一部をくり抜いて奥行きを作る

  • 既存の素材を活かしながら、新しさを取り入れる

 

リノベーションは「自分らしさ」と「街並み」のバランスが大事

このプロジェクトの結果、ビルは街に馴染みながらも、シンボリックな存在となりました。

住まいのリノベーションにおいて大切なこと

  • 「新しくすること」だけが目的ではない!

  • 自分の個性を反映しながらも、周囲の環境と調和することが大切!

  • ちょっとした「遊び心」を加えることで、より心地よい暮らしを実現できる!

 
 
 

 

まとめ

リノベーションやリフォームを通じて、自分らしい空間をデザインすることで、もっと心地よい暮らしが生まれるはずです。

私のコラムを読んで、少しでもリノベーション・リフォームの楽しさを感じていただけたら嬉しいです。 ぜひ家づくり四皇SNSをフォローしてください!

これからも私の体験・経験談を皆様にお伝えしていきますので、理想のリノベーション・リフォームの参考にしていただけたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

 

                                         家づくり四皇 天野 善啓

 

 

 

 

 

家づくりを検討中の皆様。こんなお悩みありませんか?

 

「もっと良い土地があるかも…」その迷いが後悔を生むことも

 

 

土地探しや建物プランに時間をかけて、より良い選択をしたいと考えるのは当然のことですよね。

でも、「もっと良い土地があるかも…」という迷いが、結果的に大切なチャンスを逃してしまった事例をご紹介します。

今回は私と一緒に家づくりをした40代のあるご夫婦(お子様2人)のお話です。

 

 

 

初めてお会いしたのは今年の1月。理想の家づくりを夢見て、土地と建物を同時に契約したいと考えていました。

しかし、「もう少し考えたい」と悩んでいる間に、希望していた土地が他の方に取られてしまいました。

それでも私と住まい造りを進めたいと、2月に建物だけを契約(建物単価確定)頂きその後も土地探しに時間をかけ、ようやく9月に理想に近い土地をご紹介できました。

 

そして12月に契約頂くことになりましたが、タイミングが遅れたため補助金の条件が合わず、利用できなくなってしまいました。

「もっと早く決断していれば、補助金も活用できたかもしれないのに…」
ご夫婦はそう振り返っていました。

 

 

「完璧」を求めすぎると見失う「今のベター」

「もっと良い土地が見つかるはず」と考えるうちに、目の前のチャンスを逃してしまうことは珍しくありません。完璧を追い求めるあまり、今手に入る「ベター」を見逃してしまうのです。

 

 

理想に100%合わない部分がどなたもある

あれば、担当者に率直に伝えることが重要です。信頼出来る担当者は、あなたの声をもとにさらに条件の良い土地提案や建物提案で解決してくれるはず。

決断を先延ばしにするのではなく、「今できる最善」を考えてみましょう。

私は、及第点の土地が出たら買った方が良いと思っております。

100点の土地があったとしたら、なぜ??今まで売れなくて自分のもとにまわってきたかを考えた方が良いです。

 

 

物価上昇と家づくりのタイミング

今、住宅価格は物価高の影響を受けて上昇しています。例えば、建築費が10%上がれば、300万円以上の負担増になることもあります。さらに、将来的に補助金や低金利の条件が続く保証もありません。

早めの決断が、結果的に予算内で理想の家を手に入れる近道になるのです。「いつか買おう」と先延ばしにする間に、状況がさらに厳しくなる可能性も考えられます。

 

 

未来の自分と家族のために、今動き出そう

家づくりは、人生の中でも大きな決断の一つ。でも、だからこそ「タイミング」を見逃さないことが重要です。迷ったり、完璧を求めすぎたりして、結果的に後悔してしまうのは避けたいですよね。

今回のご夫婦のように、タイミングのズレで得られなかったものもありますが、それでも最後には理想の家を手に入れることができました。その鍵となったのは、迷いを減らし、前向きに決断を進めたことです。

 

 

私は理由があって待つのであればよいが、ただ先延ばしにするのはお勧めしません。

 

あなたと家族が理想の暮らしを手に入れるために、今こそ一歩を踏み出してみませんか?

まずは、自分の希望や不安を担当者にしっかり伝えることから始めてみましょう。

その小さな一歩が、大きな満足につながるはずです。

 

「家づくりを考えていて、もっと良い条件が有るかも・・」という悩みを抱えている方、是非「家づくり四皇」SNSをフォローください。

家づくりの悩みを解決させるヒントをお届けさせていただきます。

私の事例が少しでも皆様のお力になれたら嬉しいです。

 

                                           家づくり四皇 清水 宏

 

 

 

東京都港区白金高輪駅前のビル2階に計画された、カウンターメインのレストランバーの設計を手がけた事例をご紹介します。

 

 

店舗の概要

この店舗は17坪というコンパクトなスペースでありながら、イタリアン料理とワインをメインに提供するお店です。

そのため、限られた空間を最大限活用しながら、心地よい体験を提供するための工夫を凝らしました。

 

 

 

 

効率性と心地よさを両立した厨房設計

私も料理がとても好きな事も有り、厨房は調理効率が何より重要と考え、料理人、設計者、厨房メーカーが一丸となり、細部にわたって綿密な計画を実施しました。作業動線を最適化することで、スムーズな調理環境を実現し限られたスペースでも、質の高い料理を提供できる事に拘りました。

 

 

カウンター越しの交流を大切に

次に、お客様とスタッフのコミュニケーションを円滑にするため、カウンターはコの字型に配置しました。

このデザインにより、お客様が料理人やバーテンダーとの会話が弾む居心地の良い空間を演出しました。また、客席の床を300mm上げることで、目線の高さを揃え、より自然な対話が生まれる工夫を施しました。

 

 

 

 

店舗の外と内をつなぐデザインとワインの魅力を引き立てるディテール

外部からの視線を取り入れるために、開口部には葡萄の粒をイメージしたオリジナルのパンチングボードを採用。

このデザインにより、外からは店内の雰囲気をほのかに感じられ、内部からは外の気配を楽しむことができ、狭さを感じさせない開放感のある空間づくりを目指しました。

また、オープン前には、設計者と運営者が山梨のワイナリーを訪問。その際に撮影した印象的な写真を、店舗奥の半個室に展示しました。写真が空間に彩りを添え、訪れるお客様にワインの世界観を伝えています。

 

 

温かみとカジュアルさを両立したインテリア

店内は黒を基調としつつ、カウンターや壁面にはワイン樽をイメージした節ありの楢材を使用。また、アクセントカラーとして赤を取り入れることで、カジュアルで親しみやすい雰囲気を演出した結果、気軽に食事とワインを楽しめる空間が完成しました。

 

 

 

 

 

女性のお客様が「また来たい」と感じるこの空間は、リノベーションだからこそ可能になったデザインの妙が詰まっています。リノベーションをお考えの方には、ぜひこの事例を参考に、あなたらしい空間づくりを考えてみてはいかがでしょうか?

「リノベーションを考えているけど、どのようにデザインしたら良いか悩んでいる・・」という方、是非家づくり四皇SNSをフォローください。

リノベーションを成功させるヒントをお届けさせていただきます。

私の経験が一人でも多くの方のお役に立つことが出来たら嬉しいです。

 

                                                                                                                                                                                                                                          天野 善啓【家づくり四皇】

 

 

 

 

 

 

 

今回は、30代のご夫婦とお子様1人、3人家族が「土地から購入し、予算内で理想の家を建てたい」という計画を立てました。限られた予算の中で、最大限に補助金を活用することで希望の住まいを実現出来た事例をご紹介します。

 

 

 

 

補助金で家づくりをサポート! 知って得する補助金の仕組み

 

家を建てる際、国、都道府県、市区町村からそれぞれ補助金を受け取ることが可能です。特に2024年は、子育て世帯やエコ住宅に対する補助が充実しています。

  • 長期優良住宅:100万円の補助金
  • ZEH(ゼロエネルギーハウス)住宅:80万円の補助金

さらに、例えば東京都では「ゼロエミ住宅」などエコ性能の高い住宅を建てることで、最大240万円の補助金が受けられます。また、太陽光発電や蓄電池を設置する場合にも追加の補助が適用されることがあります。

地域によっては、建て替え時に解体費用の一部を補助してくれる制度もあるため、各自治体の情報は見逃せません!

 

 

 

実際の事例:補助金を活用した家づくり

 

今回のご家族も当初の計画では予算がオーバーしてしまい、理想の住まいを諦める寸前でした。しかし、私がご提案した補助金制度を最大限活用することで、見事に予算内で希望通りの家を完成させることができました。

この事例は、「補助金を知らないまま家づくりを進めるのはもったいない!」という教訓を教えてくれます。私自身も、家づくりの計画時に「どの補助金が使えるか」「どの条件を満たす必要があるか」を詳しくご説明し、最適なプラン作りをお手伝いしています。

 

 

賃貸より家を建てる方が得? 若い世帯こそ計画を!

 

賃貸住宅に住み続けると、家賃の支払いは一生続きます。しかし、家を建てることで得られるメリットもたくさんあります。

 

住宅ローン控除:税金の負担が軽減

補助金:建築費用のサポート

資産形成:将来の財産として残せる

 

特に子育て世帯には嬉しい制度が多く、賃貸に住み続けるよりもお得になる可能性があります。

「補助金で理想の家が建つなんて知らなかった」「うちも対象になるのかな?」と感じた方、ぜひ今後の私のコラムをお読みください。

 

 

補助金の制度はエリアや時期によって異なります。ネットの情報だけではなく、私の数ある経験談をコラムでお伝えさせていただきます。

 

家づくりは人生の大きな決断です。しかし、補助金を上手に活用すれば、負担を軽減しながら理想の住まいを手に入れることができます。「家を建てたいけど、予算が心配…」という方、ぜひ家づくり四皇SNSをフォローください。夢を叶えるヒントをお届けさせていただきます。

 

                                          岡本 博次 【家づくり四皇】 

 

 

 

はじめに:リノベーションで建物に新しい命を吹き込む

 

私は、築25年のRC建築物のリノベーションプロジェクトに取り組みました。地下二階から地上三階まで5層を内外装ともに一新し、かつて病院だったこの建物をテナントビルとして再生させるプロジェクトです。私がこのリノベーションで目指したのは、ただの空間作りではなく、テナント様のブランディングの一助となるような、機能性とデザイン性を兼ね備えた空間を生み出すことでした。

 

 

 

 

課題:装飾的バルコニーを超えて、自由な形状への挑戦

 

既存のファサードには、ほとんど使われることのなかった装飾的なバルコニーが設置されていました。これを思い切って撤去し、そのスペースに柔らかく布が建物を覆うような独特の形状を表現することに挑戦しました。コンピューティングデザインの手法を取り入れ、プログラミングによって避難開口やエントランス、奥行きなどの法的条件をクリアしつつも、自由な形状を試行錯誤しながらファサードの表情を決定していきました。このような設計は、従来であれば多大な労力と時間を要しましたが、現代の技術を活用することで、職人さんの製作工程まで考慮した高精度なデザインを実現できました。

 

 

 

 

結論:迷う方へ伝えたい、リノベーションの可能性

 

このプロジェクトを通じて、リノベーションが単なる改修ではなく、建物に新たな価値と生命を吹き込むものであることを再認識しました。

特に築年数のある建物を現代的なデザインで蘇らせることで、街の風景に個性と活気を取り戻すことができます。

リノベーションを迷われている方も、こうしたアプローチを参考にすることで、建物の魅力と可能性を最大限に引き出すことができると思います。

 

 

 

 

私のコラムがリノベーションをご検討されている皆様に届き、どなたか一人でもお役に立てれば幸いです。

 

天野 善啓【家づくり四皇】

 

 

 

 

 

 

こんにちは。いつもご覧いただきましてありがとうございます。

 

11月に入りました。不動産業界は12月はほぼ稼働せず、契約済のお取引の決済が主になりますので、売却・購入のお客様に関しましては今月、来月が大事になります。

私に関しましては、世間一般の不動産業とはかけ離れておりまして、大みそかまで稼働していると思われます(笑)。

 

今回は契約前、契約した後、想像していなかった事が起きた場合の対処法を、買主側の立場でいくつか実例を交えてお話しできればと思います。

実際に私が直面して、様々な方のお力やお知恵をお借りして取り組んだケースになります。

 

 

 

 

〇契約直前のトラブル

購入条件が整い、契約日も決まり、一安心。こんな時に起こるトラブルってどんなことがあるの?

 

(ケース1) 直前に交通事故にあう

実際にあったケースです。契約の3日前、買主様が通勤途中で車にはねられ、入院。

命には別条はないのですが、不動産の契約はどうなるの?

①まず、買主様、買主様ご家族と購入継続の意思確認。あとは、購入を継続していくことに問題がないかどうかの確認。住宅ローン(団信)の取り扱い確認、勤務先との相談、医師にカラダの状態の確認、の3点です

②売主様へ上記①の内容を報告します。売主の意思確認も必要です。

③双方の意向をすり合わせまして、契約に関して改めて取り決めします。

 

(ケース2) 売主様の体調が思わしくない

ご高齢の方が、お住まいを売却するケース、少なくありません。

契約予定なのに売主様の体調が急変し、契約できるの?という状況になった場合はどうすればよいでしょうか。

①まずは、売主様のご状況を仲介を通して把握します

②次に売主様がご売却に関して、相続を考えたうえでご家族の合意のもとで行われているかどうかを確認します。

将来的に相続人になる方々に売却の合意があれば、代理人をたてて継続、となるでしょう。

無い場合、仲介を通してご家族でお話し合いいただきます。

お話し合いがこじれそうであれば、長引く可能性が高いので一旦契約は白紙にしても良いのではと思います。

 

〇契約後のトラブル

想定外の出来事。数多くありますが、こんな事例を・・・

(ケース1)契約後、会社から雇用契約の打ち切りを通告された。

私のお客様で実際にありました。

ローン特約期日前であれば、ローン特約を使って白紙解約、で解決する問題ですが、ローン本承認後、土地決済前にこの事態になった場合はどうすればよいでしょうか?

 

次が踏むべきステップになります。

①売主様へ内容を報告。

②雇用契約の打ち切りに関して、労働基準監督署に相談し妥当な内容かどうかの確認。解雇について受け入れざるを得ないか、拒んで雇用を継続できるかを把握する。

③買主様がこの状況で契約を継続し、土地を購入する意思があるかどうかを改めて確認。

②と③の内容次第で以降の動きが変わります。

 

雇用が継続出来て、購入意思がある場合、土地の決済と住まいの完成まで会社に居続けることができれば、計画は成就します。

雇用が終了することになり、土地購入の意思がある場合は、売主様とローンの金融機関への相談が次のステップです。早急に次の会社が決まり、雇用契約書がもらえれば、契約を延長して土地決済・住まいの完成が可能になる場合もあります。

購入意思がなくなった場合に関しましては、売主に相談して契約解除の条件の話し合い、になります。

事例と対処法のほんの一例ですが、以上になります。

 

もし、皆様に不動産取引で想定外の事態が発生しましても、知識と経験をもって最善を尽くすことにより必ず対処は可能です。冷静に、ご自身の意思を強く持って取り組んでいただく事が大事かと思います。

今回もご覧いただきましてありがとうございました。

 

                                           伊藤 英浩【家づくり四皇】

 

 

www.house4kou.com

 

「こんな時代だから、助け合いから賃貸活用まで、未来を見据えた新スタイル」

 

 

 

■はじめに

今回は、二世帯住宅のスタイルの変化と検討される際のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

これまで、二世帯住宅と言えば「親世帯は1階、子世帯は2階や3階」という形式が一般的でした。しかし、最近では住宅の在り方が大きく変わりつつあります。家電や家具の進化、収納や内装のスタイルも多様化し、家族の生活スタイルに合わせた柔軟な住まい方が求められています。

特に、将来の賃貸利用を考えた二世帯住宅が増えてきているのが新しいトレンドです。

家族のライフステージが変わる中で、必要に応じて空いたスペースを賃貸に回したいという声も多くなっています。これは、家族がずっと楽しく、快適に住み続けるための一つの解決策です。

 

■ 時代と共に変わる二世帯住宅の役割

二世帯住宅のもう一つの新しい流れは、奥様方のご両親との同居です。かつては親世帯と子世帯の同居が中心でしたが、最近では奥様の両親と住む形が増えています。これは、家族の形が多様化する現代ならではの流れと言えるでしょう。

二世帯住宅を選ぶ方々の多くは、親世帯が60代、子世帯が20代・30代という家族構成です。通常は、親世帯が落ち着いた環境で暮らしながら、子世帯が子育てや仕事に集中できるようサポートし合うという形が多いです。家族全員が安心して暮らせる環境を整えるため、二世帯住宅は大きな役割を果たします。

 

■ 二世帯住宅のメリット・デメリット

 

メリット:

  • 有事の際に安心感がある
    家族同士が近くに住むことで、緊急時や予期せぬ事態にすぐに助け合うことができます。特に、子育て中の家庭にとっては、頼れる存在がすぐ近くにいることは大きなメリットです。
  • 助け合いの精神が育まれる
    日常の生活においても、お互いに支え合うことで家族全体が豊かになります。特に、共働き世帯では、親世帯がサポートすることで生活がスムーズに進むことが多いです。

デメリット:

  • プライバシーの問題
    二世帯で生活することで、生活音や生活リズムの違いから生じるストレスは無視できません。特に、時間帯による活動の違いが原因で、音や生活習慣のズレが気になることがあります。
  • 世帯間のバランスが重要
    双方が助け合うことが理想ですが、どちらかの負担が増えすぎると関係が歪んでしまう可能性があります。家族全員が平等に生活を楽しむための調整が必要です。

■結論

二世帯住宅を成功させるためには、メリットとデメリットをしっかりと理解し、家族全員が快適に暮らせるための工夫が必要です。特に、プライバシーの確保や生活リズムの調整は、住まいづくりにおいて大切な要素です。

私は家族が楽しく暮らせる住まいづくりの一環として、賃貸活用や柔軟な住み方も含めて、将来のことまで見据えた提案する事を心がけています。

 

これから11月に入り本格的に寒くなる時期になりますが、体調にお気を付けてお過ごし下さい。

それでは、また次回。

 

                                                                                                                                                                                                                岡本 博次【家づくり四皇】 

 

 

 

 

 

 

■はじめに

 

今回は、住宅の資産価値について考えてみたいと思います。家を購入するときに大切なのは、将来その資産価値が上がるのか、それとも下がるのかを見極めることです。そのために注目すべきポイントは、「今、その家や土地の価値が一番高いかどうか」という点です。

たとえば、近くにスーパーができるか、駅からの距離はどうか、10年後に今よりも便利になっているのか、それとも変わらないのかを考えてみましょう。住宅の資産価値は、大きく分けて「土地の価値」と「建物の価値」に依存します。

多くの方は、今便利そうな場所を選んで家を購入します。これは、駅からの距離や周囲のスーパーや学校といった施設が整っているからで、その結果、「一番高い状態の土地を買う」ことになるのです。多くの人が欲しいと思う場所だからこそ、価格が高くなるのは自然なことですね。

私がお勧めするのは、今は少し不便でも、10年以内に確実に良くなると見込める地域を選ぶことです。まだ発展していないため、土地が比較的安く購入できるからです。

 

 

 

■私が戸建てとマンションを購入した時の話

 

私は、駅の片側にしか改札がなくまだ発展していない地域で、3年後に反対側にも改札ができると言われていた土地を購入しました。その結果、駅まで徒歩10分だった距離が、3年後には徒歩2分になり生活も便利になり資産価値も上がりました。

また、築6年のマンションを購入した際も、購入から6年で道路が整備され、8年後には大きなショッピングモールが徒歩1分の場所にできました。

このマンションを10年後に売却したところ、購入時の価格1600万円が1900万円で売却できたのです。つまり、築年数が古くなったにもかかわらず、資産価値が上がったという結果です。これはマンションに限らず、戸建ても同様の原則が当てはまります。

 

 

■将来に向けて資産価値が高い住宅を所有するためのアドバイス

 

資産価値を考えると、建物自体が古くなっても土地の価値が上昇することが重要だとわかります。

一方で、賃貸住宅は今の生活を優先するなら非常に良い選択です。なぜなら、将来の変化に応じて引っ越しができるからです。

しかし、戸建てを購入する場合、30年、40年と住み続けることが一般的です。

最初は少し不便でも、土地を安く購入でき、住宅ローンを抑えられたり、建物にお金をかけたりできるという大きなメリットがあります。

また、60年保証をつけ、定期的に更新することで、将来を見据えた間取りを計画することができます。

収納をたくさん作ることよりも、家を将来的に変化させられる柔軟性(スケルトンインフィル)を持たせることが大事です。

たとえば、今は収納がたくさん欲しいと思っていても、20年後には子どもが独立し、部屋が余ることもあるでしょう。

もし住宅を資産として考えるなら、私は流行を追う家づくりはお勧めできません。

家の中の価値を高めることは大事ですが、将来の環境や街の変化も同様に重要です。

今完成している街の未来を考えてみてください。

今、すでに便利で整った街に家を購入すると、その地域は20年後、30年後に建物が古くなり、過疎化する可能性があります。

一方で、今は不便でも、これから新しく発展する街は、将来的に資産価値が高くなる可能性を秘めています。

例えば、70歳になったときに、今の住まいの資産価値が高ければ、マンションに住み替えが出来きたり、住宅ローンの残債がなくなった時に再び住まいを選び直すことができるかもしれません。

 

 

 

■結論

 

今どのように未来と将来を考えて選択するかが重要だということです。

また、一つの考え方として、ご両親に自分たちの家づくりのプランについて相談してみるのも良いでしょう。

ご両親は私たちよりも20年先を経験していますし、自分もいつかは同じ場所に辿り着きます。そのとき、どう思うのかを想像してみてください。

ネットや友達の情報だけでなく、会社の上司の意見も参考にすると、より賢明な選択ができるかもしれません。

 

それでは、また次回。

 

                                            清水 宏【家づくり四皇】