
〈ペット 供養 墓『一心 』〉
当山には、ペット のご葬儀 やご供養 に訪れる方が絶えない。
ペット は文字どおり家族 である。
Aさんの飼い犬B君が逝った。
Aさん宅には種類の違うC君もおり、C君は弱ったB君の介護をしていた。
C君はいつもB君のそばで見守り、B君が変な声で鳴くと、たちまちAさんのもとへ飛んでいってけたたましく吠え、異変を知らせる。
散歩から帰るとまっすぐにB君の様子を見に行く。
こんなC君はB君が死んだ時、今まで見たこともないほどいっぱいの涙を両眼に湛えた。
〝──ああ、イヌも泣くんだ〟
Aさんはびっくりし、打たれた。
C君は、亡きB君が寝ていた場所から離れない。
いつもAさんのベッドへ入っていたのに、亡くなった夜は,ついにその場から動かなかった。
翌日、夜になり、ベッドへ連れてきてよくよく言い聞かせたところ、一声鳴いて〈あの場所〉へ走ったが、すぐにベッドへUターンし、その夜から普段通りの生活になった。
B君は動けなくなっても、「頑張るんだよ」と声をかけ続けるAさんとC君の介護を受けて,しっかり食べていた。
しかし、ある時、闘病生活を哀れんだAさんが、「もう頑張らなくてもいいんだよ」と静かに声をかけたら、まもなく飲まず食わずになり、3日後に亡くなった。
Aさんは言う。
「見事な最期 でした」
原発事故の早期終息のため、復興へのご加護のため、般若心経の祈りを続けましょう。
般若心経の音声はこちらから どうぞ。(祈願の太鼓が入っています)
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「おん さんまや さとばん」※今日の守本尊普賢菩薩様の真言です。
どなたさまにとっても、佳き一日となりますよう。
https://www.youtube.com/watch?v=rWEjdVZChl0
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