2月19日(土)第二例祭 日です。
 
 2月の護摩 終了です。 
 風邪ぎみになり今日はちょっと鼻声まじりでしたが、なんとか無事に終えてほっとします。
 本日の法話 は、修法するのも、参加するのも仏様体験であるというお話でした。
「線路に落ちた人を助けたり、前回お話ししたタイガーマスクの行いも一つの仏様体験である。
 自己中心 ではない。
 自己中心 ではそんなことはできない。
 また例祭 のときもお経をお唱えしている時に、『今日何を食べようか』とか考えている人はいないわけで、みんなで仏様の世界を創って護摩 を焚いて仏様の世界を体験している」
という内容でした。
〝なんと分かりやすい〟
 ……そういえば修法中、自分はなにを考えているのだろう、と思いつつ今日の例祭 は終了です。

 さて、法楽寺では習字 教室 が始まりました。
 私は小学校低学年の授業以来です。
 最初の課題は「三年」で普段字もあまり書かないのと、下手の部類に入る私にとっては難しい、の一言でした。 今回私は「年」まで進まず「三」をひたすら書いたのですが、一つ一つの角度・はねかた・バランス・がまとまっていないと間の抜けた字になり何回書いてもうまく書けません……。
 が、考えて見ると、こんなに字を書くのに集中してまじめに書くのは初めてかもしれません。
 小学校のときなども少しいいかげんに書いていたような記憶があります。
 なかなかいいものだなと思いながら「三」をひたすら書いていました。
 回りを見渡すと、習字 の先生が住職に、字にありがたみがありますねと声をかけてます。
 高橋さんには、さすがに習字 をやったことがあるし普段からきれいな字を書いているので先生からも整ったいい字ですと声をかけられています。
 奥さんも習字 の先生から上手な字と話しかけられています。
 私が緊張して「三」の一番下の字を書いていると習字 の先生が前でじっと見ています。
 なにかおっしゃるかなと思ったらスッと別な所に移動しました。
 ……う~む……。
 何回も練習して少しでも「字」らしいもの書きたいと心の奥でひそかに目標をたてている私でした。

 教室 は第一日曜日の午後2時、第三土曜日の午後4時からやっています。
 どうぞお気軽におでかけください。
 お待ちしています。

※この稿は、行者丹野明宏君が書きました。

〈まじめで研究熱心な丹野君は、誰かさんの作品を自分の机の前へ貼って目標としています〉

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