2011年2月
の運勢
──平成23年3月(3月6日から4月4日まで)の運勢
です。
運気 の流れを参考にして人間修行の六波羅密 (ロッパラミツ)行で改運し、開運 し、快運となりますよう。
一 今月は「忍耐 が第一」で過ごしましょう。
昨年亡くなった歌手の竜鉄也 氏は、中学生の頃から視力が落ち始め、マッサージ師をしていた二十六才の時に全盲となりました。
心の支えを歌に求めて流しの演歌師となり、自ら作詞作曲した『奥飛騨慕情』で紅白歌合戦にも出場しました。
「演歌とは人の世に踏まれて咲く花」と考え、儲かるショーよりも福祉施設や刑務所の慰問に励みました。
花は人の目があろうとなかろうと雨風に耐えて〈自分の花〉を咲かせます。
いよいよ、花の季節になります。
花の心を大切にしましょう。
二 「他人(ヒト)のせいにしない」姿勢も大切です。
結果として現れたものごとには必ず直接的な原因と、それにはたらきかけた縁とがあり、自分に起こったできごとで自分に原因も縁もまったくないということはあり得ません。
その「人となり」が否応なく明らかになるのは、失敗や病気や左遷などの不遇に陥った時です。
愚癡には二つの罪があります。
一つは、前述した因縁の道理から目をそらすこと。
もう一つは、帰らぬ過去にこだわり未来への扉を閉ざしつつ時間を潰すことです。
しかも、聞き手をも闇の時間へ引き込みます。
愚癡を言う時間があるなら、じっと花を眺めて過ごしましょう。
服部嵐雪は「梅一輪(イチリン)一輪ほどのあたたかさ」と詠みました。
三 どうせやるなら、腹をきめてやることです。
中国の舞踏家揚麗萍(ヤンリーピン)氏は少数民族のペー族に生まれ、貧農の暮らしをしていましたが、11才で踊りの才能を認められ歌舞団員になりました。
そして、「土から離れたものはやりたくなかった。少数民族の文化は豊かで深い」という信念から、減俸処分を受けてもバレエのレッスンは断固、拒否し、生活に根ざした踊りのみを探求しました。
やがてソロダンス「孔雀の精霊」で押しも押されもせぬ立場を固め、奥地を訪ね歩いては若者を発掘し自宅を売って民族歌舞団を結成しました。
幼き日に祖母から聞いた「踊るのは神様と話をするためなんだよ」を実感し、「私の踊りは作り物ではなく、〝原生態〟(自然のありのままの姿)の芸術。そして私の魂そのもの」と語りつつ活躍しています。
四 自分の言葉の持つ力は徳の如何(イカン)によって決まることを銘記しておきましょう。
それは政治家を見ればすぐにわかります。
権力者は何であれ言うことを通せると思っても、選挙民から信頼されていなければ、言葉の内容が当たっているかどうかと関わりなく、言葉が選挙民の心へ届きません。
古今東西、徳に勝る真の力はありません。
五 肝心なものの状態は、常にチェックしておきましょう。
たとえば非常時のためにと溜めておいた水が腐ったり、漏れていたりするかも知れません。
最近、「ねむの木学園」で、園長の宮城まり子 さん(八十三才)の口座から二年半にわたり五億円もの大金が不正に引き出されていたことが発覚しました。
まり子さんは「私の死んだ後、身体が悪く、不自由で、父母のいない子にあげたいと思っていました」と述べましたが、後の祭です。
六波羅密 (ロッパラミツ)による今月の修行です。
[布施(フセ)行と運勢 ]水を供えましょう。
精進の人は、身近な目上や賢人の力で前進します。
不精進の人は自分の力を過信して新規なものごとを進め、不安定な状況に陥りがちです。
[持戒(ジカイ)行と運勢 ]塗香(ヅコウ)で身と心を清めましょう。
精進の人は信仰心や日頃の心がけが認められ、成功します。
不精進の人は欲に駆られて飛び出し、失敗しがちです。
[忍辱(ニンニク)行と運勢 ]お花を供えましょう。
精進の人は不慮の事態への備えによって無事安全です。
不精進の人は予期せぬ事態に遭遇し、慌てふためいて対応を誤り、失敗がちです。
[精進行と運勢 ]お線香を供えましょう。
精進の人は我が身を省みない真剣さが思わぬ加勢を招き、前進します。
不精進の人は自分の立場や力を頼んで進み、より大きな力にやられがちです。
[禅定行と運勢 ]飯食(オンジキ)を供えましょう。
精進の人は人の和によってホッとする時間を持てます。
不精進の人は迷って行う多様なチャレンジが和を崩し、安心から遠ざかりがちです。
[智慧行と運勢 ]灯火を供えましょう。
精進の人は言葉に信頼感が伴い、誤解を招きません。
不精進の人は謙虚さに欠け、言葉を飾るその場しのぎに走り、馬脚が現れて失敗しがちです。
皆さんの開運 を祈っています。
〈「仰烏帽子山の福寿草 」さんからお借りして加工しました〉
運気 の流れを参考にして人間修行の六波羅密 (ロッパラミツ)行で改運し、開運 し、快運となりますよう。
一 今月は「忍耐 が第一」で過ごしましょう。
昨年亡くなった歌手の竜鉄也 氏は、中学生の頃から視力が落ち始め、マッサージ師をしていた二十六才の時に全盲となりました。
心の支えを歌に求めて流しの演歌師となり、自ら作詞作曲した『奥飛騨慕情』で紅白歌合戦にも出場しました。
「演歌とは人の世に踏まれて咲く花」と考え、儲かるショーよりも福祉施設や刑務所の慰問に励みました。
花は人の目があろうとなかろうと雨風に耐えて〈自分の花〉を咲かせます。
いよいよ、花の季節になります。
花の心を大切にしましょう。
二 「他人(ヒト)のせいにしない」姿勢も大切です。
結果として現れたものごとには必ず直接的な原因と、それにはたらきかけた縁とがあり、自分に起こったできごとで自分に原因も縁もまったくないということはあり得ません。
その「人となり」が否応なく明らかになるのは、失敗や病気や左遷などの不遇に陥った時です。
愚癡には二つの罪があります。
一つは、前述した因縁の道理から目をそらすこと。
もう一つは、帰らぬ過去にこだわり未来への扉を閉ざしつつ時間を潰すことです。
しかも、聞き手をも闇の時間へ引き込みます。
愚癡を言う時間があるなら、じっと花を眺めて過ごしましょう。
服部嵐雪は「梅一輪(イチリン)一輪ほどのあたたかさ」と詠みました。
三 どうせやるなら、腹をきめてやることです。
中国の舞踏家揚麗萍(ヤンリーピン)氏は少数民族のペー族に生まれ、貧農の暮らしをしていましたが、11才で踊りの才能を認められ歌舞団員になりました。
そして、「土から離れたものはやりたくなかった。少数民族の文化は豊かで深い」という信念から、減俸処分を受けてもバレエのレッスンは断固、拒否し、生活に根ざした踊りのみを探求しました。
やがてソロダンス「孔雀の精霊」で押しも押されもせぬ立場を固め、奥地を訪ね歩いては若者を発掘し自宅を売って民族歌舞団を結成しました。
幼き日に祖母から聞いた「踊るのは神様と話をするためなんだよ」を実感し、「私の踊りは作り物ではなく、〝原生態〟(自然のありのままの姿)の芸術。そして私の魂そのもの」と語りつつ活躍しています。
四 自分の言葉の持つ力は徳の如何(イカン)によって決まることを銘記しておきましょう。
それは政治家を見ればすぐにわかります。
権力者は何であれ言うことを通せると思っても、選挙民から信頼されていなければ、言葉の内容が当たっているかどうかと関わりなく、言葉が選挙民の心へ届きません。
古今東西、徳に勝る真の力はありません。
五 肝心なものの状態は、常にチェックしておきましょう。
たとえば非常時のためにと溜めておいた水が腐ったり、漏れていたりするかも知れません。
最近、「ねむの木学園」で、園長の宮城まり子 さん(八十三才)の口座から二年半にわたり五億円もの大金が不正に引き出されていたことが発覚しました。
まり子さんは「私の死んだ後、身体が悪く、不自由で、父母のいない子にあげたいと思っていました」と述べましたが、後の祭です。
六波羅密 (ロッパラミツ)による今月の修行です。
[布施(フセ)行と運勢 ]水を供えましょう。
精進の人は、身近な目上や賢人の力で前進します。
不精進の人は自分の力を過信して新規なものごとを進め、不安定な状況に陥りがちです。
[持戒(ジカイ)行と運勢 ]塗香(ヅコウ)で身と心を清めましょう。
精進の人は信仰心や日頃の心がけが認められ、成功します。
不精進の人は欲に駆られて飛び出し、失敗しがちです。
[忍辱(ニンニク)行と運勢 ]お花を供えましょう。
精進の人は不慮の事態への備えによって無事安全です。
不精進の人は予期せぬ事態に遭遇し、慌てふためいて対応を誤り、失敗がちです。
[精進行と運勢 ]お線香を供えましょう。
精進の人は我が身を省みない真剣さが思わぬ加勢を招き、前進します。
不精進の人は自分の立場や力を頼んで進み、より大きな力にやられがちです。
[禅定行と運勢 ]飯食(オンジキ)を供えましょう。
精進の人は人の和によってホッとする時間を持てます。
不精進の人は迷って行う多様なチャレンジが和を崩し、安心から遠ざかりがちです。
[智慧行と運勢 ]灯火を供えましょう。
精進の人は言葉に信頼感が伴い、誤解を招きません。
不精進の人は謙虚さに欠け、言葉を飾るその場しのぎに走り、馬脚が現れて失敗しがちです。
皆さんの開運 を祈っています。
〈「仰烏帽子山の福寿草 」さんからお借りして加工しました〉
