ヒルドイド自己負担額増とアトピーの記憶(後編)
さっそくですが…
「ヘパリン類似物質」を含む市販の類似品のまとめ
そもそもヘパリンとは
「ヘパ=肝臓」。
人体の肝臓でも生成されるもので、
血液の凝固作用を抑える働きがあるとのこと
よって医療の現場では、血栓の予防・治療、
カテーテルを挿入する際の血液凝固防止などに
使われているそうですね
ヘパリン類似物質とは
化学式がヘパリンに似た構造をしており、
「親水性」や
水分子を引き寄せて保持する「保水性」
があるため、
皮膚奥深くまで浸透させる高い「保湿効果」
が見込めるとのこと
また血行促進効果があるので、
皮膚の新陳代謝を促進し
傷跡や火傷の治癒に有用、と
のみならず炎症を抑える効果をも併せ持ち、
湿疹の鎮静効果や乾燥肌・ひび割れなど
肌荒れの改善にも非常に有用です、と
ただ、ヘパリンと同じく
血液の凝固作用を抑える働きがあるので、
出血しやすい体質の方は医師に相談してから
の使用が推奨されます…とのことです
検討
まずネットで一番目に付くのは
一番下の商品です。
が、実はこれ「医薬部外品」
ヘパリン類似物質の含有量の表示が
厳格に義務付けられていないので、
濃度は不明です
いわゆる「パチモン」ですね…
これはナシでしょう
次に入手のし易さという点では
ヒルマイルドがピカイチ
大手のドラッグストアに行けば
大抵置いています。
が、イケメンタレントを起用して
大々的に広告を打っているので、
店舗価格はお高め
まあ、尼やR天使えば
多少は値段抑えられるのかな…
残りの3種の中で一番割安なのが
「キルカミンHPクリーム」。
50gで900円…
医薬品のヒルドイドは薬価自体は
3割負担で50gあたり355.5円ですけど、
診察料や処方箋発行料、
調剤基本料?、
**技術料?とか諸々で
900円超えますよね。
ほぼほぼ同じ値段で、
もし品質がさほど変わらないのであれば、
格段に入手しやすいのでコスパ良好ですね。
10分ほど考慮した後、ポチりました。
使用した感想をざっと
ヒルドイドは無臭ですが、
キルカミンはやや匂いますね。
別に鼻につく匂いではなく、
ほのかにNIVEAクリームのような香りが
するだけです。
あと、ヒルドイドと比べて若干水っぽい
というか水分が多めの印象です。
まあ、濃度が多少薄いんでしょうね。
でも伸びが良くてすぐに乾くので、
べたつきませんし
保湿効果はヒルドイドと比べても
遜色ありません
目の周り以外は全身に使用でき、
肌が荒れることも皆無
これはアリですね
ヒルドイドを満足に処方してもらえない場合は、
完全にこちらに切り替えたいと思います
まあ、何にしても・・・
イタズラに専門家任せにするのではなく
消費者の方で情報を収集・分析&取捨選択し
対応しなければばらない時代になりました
でも、これは選択肢が増えているということ
ですから喜ばしいですよね
特に皮膚科に関しては
名医はゼロに近いだろう…ということが
身に染みて分かっていますので…
それでは、また