包茎ってなんだ -3ページ目

包茎はなぜ嫌われる?

包茎 は一般的に外見上の理由から、コンプレックスをいだきやすく、包茎の方のほとんどは包茎であることを気にする傾向にあります。

日本人男性の多くは、意識的に男性器の大きさで男性としての強さの優劣を決め付ける傾向があり、包茎の状態は、ペニスを小さく、幼稚に見せるため、外見上コンプレックスの原因となると考えられます。


また、これは男性に限らず、衛生上の問題から、多くの女性も包茎に嫌悪感を示す傾向が年々強くなっているように感じられます。

確かに、包茎と性感染症(性病)との関連について指摘されることも多く、HIV(エイズ)に至っては、包茎の場合、露茎(包茎でない状態)と比較してHIVに感染しやすいとされており、割礼や包茎手術が推奨されているという経緯もあります。

また、パートナーが包茎である場合、その女性が婦人科疾患を患いやすい傾向があり、包茎の場合雑菌を溜め込みやすいことが原因と考えられています。


私たちのクリニックには日々多くの方から包茎に関するご相談をお受けしておりますが、

女性からのご相談が年々増加傾向にあり、女性の包茎に対する関心が高まっているように感じられます。


包茎が好きだという女性もいるという記事や文面を目にすることがありますが、これは極わずかな意見で、“かわいらしい”や“臭いが好き”など、一般的な意見とは程遠いように感じます。


情報が氾濫する今のネット社会において、その情報の真偽は不確かではありますが、それらの情報や他の情報により、包茎が必要以上に嫌悪されるようになっていることも確かなようです。

中年以降に多い包皮硬結症による包茎手術

包皮の一部分が切れやすくなり、初期の段階ではステロイドなどのホルモン剤の軟膏で改善しますが、次第に慢性化し、皮膚か硬くなり、萎縮してくる症状です。
40台半ばから50歳代以降に多い症状で、包茎ではないのにこの症状に煩わされる方が多くみられます。
その原因の多くは、思春期に亀頭が露出され、勃起時も非勃起時も亀頭が露出される露茎の方の多くは、包皮口(包茎の時の包皮先端部分)の狭窄部の名残があり、その部分だけが勃起時に他の包皮よりも引っ張られるなどの負担を強いられるためと考えられます。
比較的年配層に多いのは、年齢と共に皮膚も弾力性を失い、薄く、弱くなるためです。
このような症状になった場合、自然治癒はまず無理となり、外科的処置(包茎手術)が必要となります。
初期の段階では比較的早い自然治癒もしくはステロイド軟膏の塗布で治りますが、一度出来た傷は弱く、硬くなる傾向にあるため、何度も繰り返すようになり、次第に慢性的な症状となると、性行為はもちろんシャワーを浴びるだけでも痛みを生じこの症状が現れた場合は、包茎手術を前向きに検討する必要があります。
ます。この症状が現れた場合は、包茎手術 を前向きに検討する必要があります。

包茎は病気?

真正包茎や包茎が原因として何らかの疾患を誘発している場合を除き、包茎 は、病気として扱われることはなく、保険診療の対象にはなりません。
つまり、排尿や性交渉など男性器本来の機能を損なう状態でないため、仮性包茎など日常生活に支障をきたさない症状については原則保険が適応にならないわけですかといって仮性包茎はそのままで良いのかというと疑問が残ります。
では、いったいどのような場合に包茎手術を受けるべきかという問題についてですが、保険診療の対象にはなりませんが、包茎であることに強いコンプレックスを抱いている場合など、包茎を治すことで問題が解決するのであれば、積極的に包茎の治療を考えられると良いと思います。
それ以外の美容的な目的については、個々の判断以外はないと思われます。
もちろん、老後の介護などを考え、将来的に包茎であることによって嫌な思いをするのを回避するために包茎を治すということも、コンプレックスを予防するという意味合いでは有用だと思います。