包茎治療のクリニックでおこなわれている治療は
包茎手術
亀頭増大手術
シリコンボール挿入術
亀頭のブツブツも除去治療
簡単な性病の治療
ぐらいで、手術も局所の麻酔でおこなえるマイナーサージェリーです。
全身管理が必要な手術なんてやってません。
ですから、ほとんど大きな事故はおきなかった・・・・が、危ない時はありました。
それは包茎手術をおこなっている時でした。
今日の担当医師は・・・専門は胸部外科の先生。アルバイトの先生ですが研究肌の几帳面な先生で、仕上がりはまあまあですが、丁寧な手術をしてくれます。
一緒に入っている看護師はベテランのTさん。
何の問題もないはずでしたが・・・。
「わぁ~~~~」という先生の声。
「○○さん!! ○○さん!! 」という患者の名前を連呼する看護師さん。
慌てて処置室に覗いてみると、
患者さんがベットの上で、ピクピク・・・ポーン、ピクピク・・・ポーンと痙攣して、身体が跳ねています。
看護師のTさんが、意識のない患者さんの名前を連呼しながら、患者さんの意識を蘇生しようとしている場面でした。
・・・・・・・・・・。
患者が死んじゃったら、この病院はどうなっちゃうわけ・・・。
ふと、先生を見ると・・・・。
一生懸命患者の意識を取り戻そうとしている看護師さんの横で・・・・顔面蒼白で固まってる・・・・。
看護師Tさんの活躍で、患者さんは意識を回復しましたが、その間のことはまったく記憶がないんだそうです。
麻酔のショック症状ですね。
何とか無事に手術は終わりましたが・・・・・
スタッフルームに戻ってきて先生が一言・・・・・。
「救急車を呼ぼうかと思っちゃったよ・・・・」って・・・・、先生この程度で救急車は勘弁してください。
後で看護師さんに聞いてみたら、局所麻酔でもごくたまにこのようなケースはおこるので、酸素、救急用の薬剤などは完備しているので問題はないそうですが・・・先生が慣れてないんじゃね・・・・。
頼りになる看護師さんでした。