自分が後期高齢者に入ってから周りを見渡したり、

太鼓持ちしていた時の

旦那さん達の生き様を拝見していると、

色んなモノが見えて来ました。

 

水面下では50代くらいから老後の対策を始めていて、

60代で大体の老後の流れを把握されていいる方達は、

老後の生活を楽しんでおられる人達が多い感じを受けてます。

 

この年齢の辺りから、

今までの生き方の答えが出て来ていて、

家庭を持ち子供達はそれぞれ独立して

夫婦2人で日常を楽しく暮らされている人は、

老後の対策を聞いてもそつなく答えが返ってきます。

 

ある程度若い時から

投資の勉強をしながらボチボチ投資を実践して、

ある程度老後資金も蓄えて居られますし、

歳を重ねると健康にも問題が色々と出て来ますから、

メンテナンスを定期的に受けておられ、

ご家族もそれぞれ気を付けられて問題なく生活が出来て、

資金的余裕も持って居られます。

 

日常生活を問題なく過ごした上に、

自分達の趣味を見つけて遊ばれますし、

夫婦して共通の趣味を持って楽しまれて居られる方もいました。

 

そんな人は極わずかな人達しか居ません、

大概の人達は行き当たりばったりの感じで、

老後資金は年金だけが頼り、

健康管理も意識せずに飲食して運動もしないので、

体のアチコチに問題が出て来て、

病院通いが老後からは始まる人がほとんどです。

 

そうなると老後資金が乏しい上に病院への支払いが続くと、

遊びに行く機会も少なくなり、

その分食欲の飲食に回すので、

ますます体の不具合が多く出てくる人が、

一番多い感じを受けます。

 

私みたいに好き勝手な太鼓持ちをしていて、

家族も持たずにほぼ遊び同然の仕事をしていると、

老後資金は無し、

頼りの国民年金は僅かだし、

そこに色々と病気が発生すると、

生活そのものを維持する事すら難しくなって来ます。

 

そんな状態の人間の所に遊びに来て話をしても、

お金が不足する話に病気の話では、

聞く方もイヤになってしまうので、

徐々に友達も減少して行けば、

人と話をする機会が少なくなって、

今度はウツ状態になって行く可能性が高くなります。

 

余裕を持った老後の生活をしている人と、

行き当たりばったりの生活している人の間に、

そこそこの生活を送っている人が居られますが、

鳴かず飛ばず屁もこかずで、

人生に苦しい時を乗り越えた谷も無ければ、

谷から這い上がった苦しみも体験して無いので、

全体的には面白くも何とも無い人生にしか見えません。

 

どの人生が良いのか、

この歳になって選択するには遅すぎます、

もっと早くに気が付いて、

自分の人生を設計して充実した生き方をした方が良かったと、

単に思うだけでしか有りませんが、

どっちにしろ人生プラスマイナスゼロなので、

どの人生を歩んでも自分の人生です。