今日は東京浅草観音ホオズキ市で、

明日はこの日にお参りすると

四万六千日お参りしたのと同じ功徳があると言われていて、

今月の9日と10日は浅草寺は賑わいます。

 

子供の頃は浴衣なんぞ着せて頂いて、

無邪気にホオズキ市に行くのが楽しみですが、

少し大きくなって一皮剥けて色気付いて来ると、

同性同士のお友達と行くようになります。

 

「ホオズキと娘は色付くと虫が付く」

なんて言いますから、

親も心配ですが

虫が付かないのも又心配なモノだそうで、

親心とは複雑なモノです。

 

美人顔も時代と共に変化して来て、

昔は食べる事が出来るのが美人の条件だったのでしょうか、

奈良時代は薬師寺の

吉祥天女(きっしょうてんにょ)のような

豊満な丸顔が美人とされていて、

平安時代になると源氏物語絵巻に出てくる様な、

引き目鉤鼻(かぎばな)の下膨れの感じの顔が美人とされていました。

 

室町時代に入ると能面の面長(おもなが)が好まれ、

江戸時代には浮世絵の瓜実顔で富士額で、

色白でやや細長い顔が美人とされていたそうです。

 

今は小顔で目鼻立ちがハッキリした彫りの深い顔で、

全体的にスラリとしたグラマーな感じが好まれるようですが、

私も若い時には美しい人と、

人も羨むような水入らずの仲になりたいと、

一人前の男と同じようには思ってはいました。

 

所が現実としては何せ男としては普通の下だし、

お金も持ってないし、

太鼓持ちなので何時もヘコらヘコらしていて、

何ともだらしない仕事だったので、

モテる事は無かったです。

 

今ではガンを患ってからは、

もはや男として役には立たない体になってしまっていますから、

今はどんな女性でも構いませんし、

できれば細々と日常生活を継続できる動きをして下さって、

介護も行き届いてして下されば言う事無しです。

 

希望は一応書いて置きますが、

お金も無い収入は安い国民年金だけだし、

それでアレコレ面倒見て欲しいなんて、

一人前の人が言うような事を言っても、

いくら気持ちが優しい相手でも、

お金を支払ってまで面倒は見て下さらない。

 

現実とはそんなモノですから、

兎に角1人で日常生活が出来るように、

一応餓死しない程度には最低食べられますように、

病気になったら病院で診てもらえますように、

まずは最低生活を維持出来る状態であることを願って、

近くの神社にお参りに行く事くらいでしょうか。

 

神頼みで何とかなるとは思いませんが、

能力がない老人のできる事はそんな所でしょう、

後は親切な人が何か食べ物を持って来て下されば言う事なしですと、

書いておけば誰かは何か持って来て下さるかも知れません、

全て人任せの人生です。