先日青空で空気も澄んでいて、

気温もお散歩するには丁度良くてヒマだし、

エィヤァと足羽山に散歩に出かけた。

 

まずは毛矢黒龍神社にお参りして

紫陽花ロードのクネクネ道を歩いて

足羽神社にお参りしてのコース、

山は春で木々の葉っぱが黄緑色の若葉から青葉に、

木々の間から緩やかに吹いてくる風は心地よくて、

何と幸せなんだろうと思った。

 

今居る自分の場所は新緑の中、

フト頭の中に浮かんで来るのが、

日本て何処に行っても山には木々が繁、

里山には植林された杉が生え、

その上には自然林が色んな形と葉で山全体を包んでいる感じで、

山肌には草花が茂っていて花が咲いている。

 

山肌の沢からは清らかな水が流れて、

集まって川になって平野の田畑を潤して行く、

川が海に流れると日本の周りには親潮と黒潮が流れていて、

色んなお魚も取れる。

 

こんなに自然に恵まれた環境を持つ国は他にはあるのだろうか、

砂漠だったり岩山だったり、

山に木が生えている事は珍しいと思う国も多く有るのでは無いか。

 

昔、

外国人と一緒に伊勢神宮へ参拝した時、

清らかな清流である五十鈴川で、

昔は手を清めていましたと言ったら、

この水は上流で浄化しているのか? 

夜には流れは止めるのか? 

と聞かれた。

 

いえ、

神宮の森から流れて来る自然の水ですと言うと、

驚いてこれが日本の自然なのですかと答え、

エデンの東とは日本の事なのかも知れないと仰った事を思い出す。

 

宇宙的に考えても

人工衛星で写された地球は青くて雲の白いのが写り、

その合間に土色の陸地が見える、

大気が存在し水が大量に存在し、

陸地があり、

色んな植物や生物が存在する、

太陽との距離も素晴らしくて、

地球の回転が少し傾いているお陰で四季が生まれ、

宇宙的に見ても稀な存在の星が地球であると見える。

 

その選ばれた地球に生物としての人間に生まれて、

しかも自然豊かな日本で生かされている、

農業や漁業をしていますと言っても、

土と水と光から人間が合成して食べ物を作っている訳では無い、

自然のサイクルの中で人間が少しお手伝いをして、

作物や魚や動物を育ててその命を頂いて生きている。

 

空気が有るのが当たり前、

水道から水が出るのが当たり前、

スイッチを入れれば電気が付き、

ガスも供給されていて、

使ったものは下水道に流され、

ゴミは回収されて行くのが普通で有るとしか認識してない。

 

ヒョットして日本人に生まれて、

この環境の中で生かされているだけで、

非常に稀な事であり、

しかも社会の仕組みが整っていて、

何時でもスーパーなどに買い物に行けば、

欲しいものは直ぐに手に入る、

もしかして生きている内から極楽を体験できる国なのかも知れないと思った。

 

散歩していて、

こんな事を思いながら、

ありがたい事だと感謝しながらのお散歩でした。