内宮の宇治橋を渡る手前の

宇治橋鳥居を潜る時には、

何かしら緊張感を覚えます、

右側通行をして橋を渡ると

神苑の中を通り火除橋を渡って手水舎で清めて、

五十鈴川御手洗場でも清めてから、

参拝に来た事を告に滝祭神にお参りします。

 

参道脇の五十鈴川の支流島路川に沿って

森の中を進み神楽殿前を通って

御正宮前の御贄調舎(みにえちょうしゃ)の所の

三つ石に頭を下げてから、

石段をのぼり御正宮へ参拝していたら

拝殿正面に掛けられていた御幌(みとばり)が

風に揺られて上がりました。

 

参拝してから何か神様からのお伝えが有ったと感じて、

注意深く摂社の所を回っていましたら、

風日祈宮(かざひのみのみや)にお参りして

風日祈宮橋を渡ったら、

木にまたカタツムリが居て、

蝶々も飛んで来ました、

外宮でも内宮でもカタツムリと蝶々を拝見し、

ミカンが実っているのを拝見しました。

 

外宮内宮で共にカタツムリと蝶を見るのは初めて、

これは人生の後半はユックリノンビリと進みながら、

蝶のようにヒラヒラと舞遊ぶ

老後を過ごしなさいとの神様からのお伝えではと、

自分に都合の良いように解釈しました。

 

 

内宮から二見浦海岸にある

二見興玉(ふたみおきたま)神社に行きました、

ガンが再発した所の穢れを払って夫婦岩を拝見しました、

この夫婦岩の沖合700mの海の中に霊石興玉神石が有るそうです。

 

お参りしてから、

久しぶりに摂社の御塩殿(みしおどの)神社に参拝、

ここは伊勢神宮に奉納する堅塩を

古来より変わらぬ製法で2,000年以上続けているそうで、

御塩の守り神をお祀りしています。

 

境内の参道は履き清められていて、

自分が歩いた足跡がハッキリと付いて

神聖な場所に来た感じがありました、

以前お詣りした時に写真を撮って頂きましたが、

その時光の玉が写っていました。

 

そこから

船で伊勢神宮にお参りする人達の船着場が有った勢田川には、

昔は船着場に角屋と港屋が並んでいて、

二軒茶屋と言われていたそうですが、

今は角屋さんだけが残っていて、

そこで出されたお餅を二軒茶屋餅として、

今でも提供されていますし、

お醤油も地ビールの伊勢角屋麦酒も出されているお店です。

 

漉餡を餅で包んで黄粉を振りかけたお餅で、

上品なお味がいたしました、

何でも伊勢三大餅は、

赤福餅と二軒茶屋餅に太閤出世餅の3つだそうで、

赤福は有名ですが、

昔太鼓持ちのルーツを調べる為に

伊勢御師(おし)の事を調べていた時に、

太鼓持ちを知っていると運転手さんに言われて

連れて行かれて買って頂いたのが太閤出世餅でした。

 

伊勢にも太鼓持ちさんが居られるのかと思いましたが、

一般的に良く間違えられるお餅屋さんの事だと

運転手さんは認識されていたようです、

これで伊勢三大餅を制覇した事になります。

 

今回の運転手さんは式年遷宮について詳しい人で、

第63回の式年遷宮の御聴許(ごちょうきょ)が

天皇陛下から出たので、

神宮司庁は準備を始めると発表したそうで、

令和7年の御用材伐採の安全を祈願する山口祭から始まるそうです。