連休の時に我が地域でも

地主神社の御鎮座1100年とかで大々的なお祭りがあった、

我が家も

子供神輿が回って来る場所になってくれるようにお願いをされたので、

引き受けました。

 

待っていると

子供達のワッショイの掛け声と太鼓の音が鳴り響いて来たので、

玄関に出て待っていましたら、

まず太鼓を打ち鳴らす子供達が来て、

その後にお神輿が来ました。

 

子供の数が少なくなっているとは聞いていましたが、

お神輿は車に乗せられて引っ張っていて、

お神輿を上げるのは

御神輿の担ぎ棒の四隅に大人達がいて持ち上げ、

その担ぎ棒に子供達が触っている感じで、

数人居るだけでした。

 

お神輿の後を子供達の親が数人付いて来ているだけでした、

私が子供の頃はお神輿を担げるのは

小学生の高学年になってからで、

しかも男の子だけで、

女の子と低学年は旗持をしてお神輿の後に付いて行く形で、

高学年になってお神輿にやっと触れるようになった時は嬉しかったです。

 

今は子供の数が極端に少なくなって来ましたので、

男女関係なく担ぐと言うより

お神輿に触れるようになっていました。

 

子供の日に合わせて総務省が、

日本の子供の数を発表したのによると、

15歳未満の子供は1,401万人で43年連続の減少していて、

1950年以降の最小記録を更新して、

総人口に占める割合は11.3%と過去最低で、

しかも年齢が低いほど少なくなっていました。

 

一方65歳以上の高齢者の割合は29.2%と最も高くなっています、

1950年には子供の数は総人口の約1/3を占めていて、

高齢者は4.9%だったのが、

1997年に逆転して

その差はますます開いているのが現状になっています。

 

少子高齢化になるのは仕方ないです、

今の若い人は欲しいモノはほぼ全て身の回りにはあります、

私の若い時には3Cとか言って、

カー・クーラー・カラーテレビが三種の神器とか言って、

欲しい買いたいと思ったモノですが、

今は別に自分が持ってなくても

親が持っていたり家には有るのが当たり前です。

 

異性もスマホで簡単に出会ったり、

遊びに行ったりも出来ますし、

恋人も仮想空間の中で理想の恋人も作れるそうなので、

理想に近くても理想そのものでは無い相手のご機嫌を取りながら、

相手の都合に合わせて付き合いをする面倒な事は、

徐々に離れて行けば結婚も遠のきますし、

子供が出来れば自分の時間も奪われるので、

徐々に少子高齢化社会は進んで行くのでしょう。

 

仕事も生成AIが今のほとんどの業種は、

取って変われるとも言われていますから、

これからは自分がしたい事楽しみたい事を求める傾向が

ますます膨らんで行く感じはします。

 

戦後は兵隊から復員して来ても、

食べるのもやっとだったし、

娯楽はほぼ無かったし空襲で廃墟にされていましたから、

子供を産めよ育てよの時代でしたが、

今は充実した不自由の無い生活なので、

子育ての面倒さからも遠のくのかも知れません。