南宮大社は美濃国一宮で

全国の鉱山や金属業の総本宮だそうで、

金山彦命を主祭神に祀られていて、

関ヶ原の合戦で焼失したが、

春日局の願いにより

三代将軍徳川家光公によって再建されたそうです。

 

 

石輪橋・楼門・高舞殿・拝殿・本殿は

東から西に一直線上に並んでいて、

そのまま西に進むと伊吹山に当たるそうです。

 

広い境内は青に良しでは有りませんが、

青の格子と朱塗り社殿様式は南宮造りとも言われていて、

御社殿・石鳥居・石輪橋・など

18棟と共に重要文化財に指定されています。

 

干支の十二支の彫刻で飾られている高舞殿を一回りして、

拝殿で参拝し

本殿と並んで祀られている右側の樹下社と隼人社に、

左側の高山社と南大神社をお参りして、

南門から出て山の方に歩いて行きます。

 

山からと左側の山の小川のせせらぎからは、

何とも言えない清々しい気を感じながら、

山の方へと進むと、

まず金床社金敷社があり、

川を渡ると湖千海社、

戻って山の方へ行くと

右側に荒魂社・伊勢両宮社・東照宮・御霊社の摂社が続いて、

赤い鳥居のトンネルを潜ると南宮稲荷神社がありました。

 

とっても気持ちが良い場所で、

しばらく境内や摂社の周りにたたずみたい感じでした、

境内前の南側には宝物殿があり、

立ち寄ると1人100円、

お支払いをすると何とオジサンが案内をして下さいました。

 

南宮大社から

三重県の多度大社に向かっている途中の海津市に

大きな鳥居を発見して、

チョット寄って行こうと言うと、

車を戻してくれました、

久多美(くたみ)神社となっていて、

関西出雲久多美神社と言うそうです。

 

案内板は木の表札に

細かい字で沢山書いてあるので読む気がしません、

それ以外に案内板は無しです、

手水社は

龍の口の舌の上から水が出るようにはなっていますが、

行った時には手水社の横で水が出るようになっていました。

 

拝殿と言うのか本殿と言うのか、

どう見ても神社と言うよりもお寺の感じが致します、

中に入ってお参りしますが、

飾りは神社の感じですし、

しめ縄は出雲大社と似た大きなしめ縄でした。

 

参道は敷石があり、

周りには大きめの玉砂利でしたが、

垣根がしてあり中に入る事は出来ない良いになっていました。

 

右側の横には池と庭があって後ろには山の上に続く石段があり、

鳥居の所から見ると神社の屋根の千木が見えましたが、

そこには行く事は出来ないようです、

何だか中途半端な感じでお参りをして、

次の北伊勢大神宮の多度大社に向かいました。