お正月は誰も来ないので、

我が家の自分で決めたお正月の行事をこなしたら、

昔は経営者の旦那さん宅に呼ばれて、

今年の事など色々とお話聞かせて頂いていましたが、

今ではそれも無くなっていますが、

そのクセは残っていて、

自分で色々と考えます。

 

太鼓持ちをやり出して

地方の場末の宴会から大勢の騒がしい宴会から始まって、

20年程掛けて

京都の一見さんお断りのお茶屋にまで揚げて頂けるようになって、

トップ経営者や資産家の人達の

遊び方や経済の見通しなどの考え方を色々と学ばせて頂きました。

 

それで日本の太鼓持ちの存在を世界に知らしめる為に、

世界に打って出ようと画策して、

何ヶ国からの招聘状が届いて海外にまで行かせて頂きました。

 

それらの体験から、

人生は裸で生まれて裸で亡くなる

プラマイゼロになるのが人生と理解し、

では何故生まれたのか考えると、

自分の人生を掛けて

自分の生き方で大いに楽しむ事だと思ってはいます、

多分正解でも無い感じもしますが、

そんなモノだと捉えています。

 

これを基本に考えると、

多くの人は普通に学校を卒業して、

普通に会社に勤めて、

普通に年金で老後を過ごす人が多い、

これで人生良しと思っているのならそれで良しですが、

折角人間として日本の今の時代に生を受けたのだから、

自分がしたいことをやり通すのも一つの生き方かとも思います。

 

お茶屋の宴席で旦那様からお聞きした話から、

やりたい事を見つけてその事に集中して、

地域で一番になり、

日本で一番利なり、

業界で一番になりと事業を成長させ、

上場企業にまで育てあげた方の生き様は聞いていても面白かったです。

 

自分の好きな事、

やりたい事、

特殊な事、

誰もやってない事など、

見つけ出すのは大変ですし運も作用しますし、

それが時代の流れに合っている必要があるし、

他の人が真似するには難しいモノで、

しかもその事に集中しているので、

スピード感も大事だと分かります。

 

自分が取り組んでいる事が、

果たして何処まで行けるのかと考えると、

基本的にその人の性格や能力に大きく左右される感じはあります。

 

まずは自分の今の立ち位置から考えると、

私は後期高齢者なので

今から何かにチャレンジするのは勝手ですが、

周りの人達は多分相手にはして下さらない、

やはり若い時の出発が大事です。

 

それに今の時代や社会環境も影響してきます、

日本はまだある程度経済力もありますが、

少子高齢化社会なので、

日本だけで商売をするには商圏は少しずつ減少して行きますから、

外国を相手に商売出来るモノでなくては、

いくら自分が一生懸命に取り組んでいても衰退する商圏では、

努力と結果は結び付きにくいと思います。

 

いくら時代が読めた所で、

私みたいに自分の頭が良く無ければ、

社会に打って出る事は難しいと思います、

巷には英語文字が氾濫していて読めず意味も理解出来ないのではダメでしよう。